一般質問2023年9月26日令和5年 9月定例会議
市道・私道・学校施設・バスケコート整備を問う
鈴木 晃地 議員(日本維新の会相模原市議団)
まちづくり・交通子育て・教育文化・スポーツ
まとめ
鈴木議員は、市道の未舗装状況や私道トラブル、学校の整備用品管理、トイレ・給食室の環境、バスケットボールコートの整備状況などについて、現場の声や具体的な数字を示しながら質問しました。市は、トイレの全面洋式化や不法投棄対策の強化などは前向きに答えましたが、私道の維持管理は所有者の責任とする原則を変えず、温水洗浄便座やエアコン拡充は「検討・調査する」との答弁にとどまりました。
質問と答え
1. 市道整備と不法投棄対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 市道の未舗装箇所や補修の状況を問い、不法投棄・不法占拠が続く相模原公園交差点付近の市道を優先的に整備すべきと求めた。
- 市の答え
- 未舗装道路は318キロあり、補修要望4250件中3821件が完了済み。不法投棄箇所は警告看板の設置やパトロール強化、警察との情報共有で対応する。
2. 私道の維持管理
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 所有者が近隣にいない私道など特殊な事情がある場合、一定条件で市が柔軟に維持管理すべきと求めた。
- 市の答え
- 私道は所有者等が管理すべき土地であり、申請があれば補修材を提供する運用にとどめる。
3. 学校体育施設の休日開放
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 学校開放でのみ使う整備用品は本来市が配備するはずなのに、利用団体が負担しているケースがあると指摘し、制度の周知を求めた。
- 市の答え
- 制度を知らずに物品を購入していた団体があったため、各学校の運営委員会に改めて周知を図る。
4. 学校トイレの環境改善
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 学校トイレの洋式化状況と温水洗浄便座の導入、行きやすい配置への配慮について問い、モデル的な導入などを求めた。
- 市の答え
- 洋式化率は62%で今後は全て洋式化する方針。温水洗浄便座は財源に課題があり、モデル導入の必要性を含めて検討する。
5. 給食室のエアコン設置
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 給食調理室でエアコンが未設置の学校があることを問題視し、ドライ式調理室での導入可能性を調査すべきと求めた。
- 市の答え
- 54校中19校に設置済みで、ドライ式でも設置が難しい場合があるため、今後調査を行う。
6. バスケットボールコートの整備・新設
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 屋外コートのアスファルト化や新規設置を求め、谷口陸橋高架下などの国有地を活用した新設を提案した。
- 市の答え
- コート1面の整備費は約500万円。アスファルト化は利用状況を見て検討。高架下は設置候補の一つとなり得るが国有地のため設置可能性を確認する。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
未舗装道路の延長や洋式化率、給食室エアコン設置数など具体的データと現場事例を多数示し説得力がある。谷口陸橋高架下の活用など提案も一部あった。一方、温水洗浄便座やトイレ改修、エアコン設置拡充などの支出要望に財源の言及がなく費用対効果の視点が弱い。
良かった点
- 市道の未舗装状況や私道トラブルについて具体的な地名・事例を挙げて問題提起している
- バスケットボールコートの整備費用(約500万円)を確認した上で、国有地活用など代替案を提案している
- 給食室エアコンや私道補修の運用実態について、現場の声をもとに再質問を重ね具体的な改善(調査実施、周知徹底)を引き出した
改善できる点
- 温水洗浄便座や明るいトイレの壁紙、エアコン設置拡充などを求める際に、財源や優先順位についての言及がなく、費用対効果の検討が不足している
- 私道の維持管理について『柔軟な対応』を要望しているが、具体的な条件設定やコスト負担の線引きの提案までは踏み込めていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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