代表質問2023年9月5日令和5年 9月定例会議
処理水風評対策から給食・動物愛護まで幅広く問う
こさわ 隆宏 議員(日本維新の会相模原市議団)
経済・産業まちづくり・交通行財政・市役所改革医療・福祉子育て・教育その他
まとめ
日本維新の会の代表質問で、福島の処理水放出に伴う風評対策、マンションの税優遇、銀河アリーナなど公共施設の廃止方針、国保窓口の民間委託、生活保護の就労支援、中学校給食の実施方式、動物愛護行政など多くのテーマを取り上げました。市は多くの項目で「調整する」「検討する」と答え、東北産食材の食堂提供は前向きに進めると約束しました。
質問と答え
1. 処理水放出と東北産食材PR
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- 福島の処理水放出による風評被害を市として断固払拭する姿勢を示し、本庁舎の食堂などで東北産食材を使ってPRすべきと求めた
- 市の答え
- 風評被害は断固払拭すべきと認識し、正しい情報発信に取り組むとした上で、本庁舎食堂での東北産食材の提供は実施に向けて調整すると答えた
2. マンション固定資産税の減額特例
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 長寿命化工事をしたマンションの固定資産税減額を上限の2分の1とした理由や公平性、見込む効果、今後の支援の方向性を尋ねた
- 市の答え
- 大規模修繕工事や管理計画認定の促進が目的で、合意形成の後押しや適正管理マンションの増加を効果として見込むと答えた
3. 銀河アリーナ等公共施設の廃止方針
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 一度廃止方針を示した銀河アリーナの廃止を令和8年度末に先送りした理由や、施設廃止の統一的な判断基準を明確にすべきと求めた
- 市の答え
- 市民要望や意向調査、維持費などを総合的に判断したとし、統一基準はないが老朽化やコストなどを踏まえ個別に判断していると説明した
4. 国保等窓口業務の民間委託
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 国民健康保険等の窓口業務委託の内容、人件費削減効果、補正予算で前倒しした理由、会計年度任用職員の処遇を尋ねた
- 市の答え
- 令和10年度までに職員約20名を削減し年2.1億円の人件費効果を見込む一方、新規委託費が年2億円かかるとし、任用職員の意向は尊重に努めるとした
5. 生活保護制度の就労支援と医療扶助
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 生活保護利用者への就労支援を実効性あるものにする方法や、医療扶助の適正化(ジェネリック医薬品使用など)の取り組み状況を尋ねた
- 市の答え
- 職員が利用者と目標を定めて伴走支援しているとし、ジェネリック医薬品の使用率は88.4%で全国平均を上回っていると答えた
6. 中学校給食の全員喫食
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 市長が以前掲げた親子方式の検討が実際には行われていなかった経緯を問い、センター方式での喫食時間確保や教職員の負担軽減策を求めた
- 市の答え
- 早期実現できるセンター方式を基本としつつ配送が難しい地域では親子方式も検討するとし、喫食時間は食缶回収時間の調整などで対応を検討するとした
7. 動物愛護管理行政の実態
その他現状の説明のみ- 議員の質問
- 市が引き取った犬猫の譲渡が実際には動物愛護団体への依存に支えられている現状をどう受け止めているか、普及啓発の取り組みを尋ねた
- 市の答え
- 譲渡のうち83%が動物愛護団体への譲渡であると認め、団体への補助や多頭飼育届出制度の検討などに取り組んでいると答えた
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
風評被害の件数や生活保護の構成比、ジェネリック医薬品使用率、犬猫の譲渡率など具体的な数字を多く示して質問した点は評価できる。一方、答弁の多くが検討・調整や現状説明にとどまり、給食無償化など財源を示さない要望も含まれるため、成果と費用対効果の観点ではやや平均的な評価となる。
良かった点
- 処理水放出に伴う風評被害の実例(迷惑電話300件超など)を示して質問し、東北産食材の食堂提供という前向きな調整の答弁を引き出した
- 生活保護の医療扶助について全国平均と比較したジェネリック医薬品使用率など、具体的な数値を踏まえて質問した
- 動物愛護団体への譲渡割合(83%)を指摘し、行政の在り方そのものを問い直す視点を示した
改善できる点
- 中学校給食の無償化について、財源の見直し案を示さずに前向きな検討を要望している
- 公共施設廃止の統一的な判断基準を求めたが、自ら具体的な基準案を提示するには至っていない
- 多くの項目で現状説明や検討止まりの答弁にとどまり、再質問でも具体的な約束までは引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた