一般質問2024年3月13日令和6年 3月定例会議
道路補修・未利用地・大規模まちづくりを幅広く問う
鈴木 晃地 議員(日本維新の会相模原市議団)
まちづくり・交通行財政・市役所改革防災・安全
まとめ
鈴木議員は、道路の白線の補修や市民通報アプリの使いやすさ、長年放置された市の土地の活用、大きなまちづくり事業(通称A&A)の進め方、通学路の信号機設置など多くのテーマを質問した。市はアプリの周知強化や一部交差点での信号機設置予定など前向きな答えを示す一方、多くは「検討を進める」という答弁にとどまった。
質問と答え
1. 道路の白線・標識の補修
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 市と県で管理が分かれる路面標示を一緒に補修すれば事故防止や費用面で効果があるのではないか
- 市の答え
- 過去3年の補修要望351件中182件(51%)が処理済み。ただ法令上、市と県の工事を一体で行うのは難しい
2. 通報アプリ「パッ!撮るん。」の周知
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 返信機能がないことで利用をやめた人がいる。再利用してもらうための周知を工夫すべき
- 市の答え
- アプリや市HPのトップ画面、広報誌などで返信機能を目立つように周知していく
3. 相模台双葉線の未利用地活用
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 30年間放置されていた道路用地をどう活用しているか
- 市の答え
- 占用入札制度を導入し一部をコインパーキングとして貸し出し、年間約22万円の維持費削減と約100万円の占用料収入が生まれた
4. 東林間2丁目の未利用市有地
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 子どもの広場として活用する検討が長引いている理由と、工事費の負担、地域で合意できなかった場合の市の責任は
- 市の答え
- 自治会との意見調整に時間がかかっている。整備費は上限30万円まで補助。土地は地権者拠出の経緯から地域活用を基本に進めている
5. 麻溝台・新磯野地区の事業化支援体制
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 組合施行となる大規模な区画整理事業に対し、市はどのような体制・支援を行うのか
- 市の答え
- 専管組織を設置し、合意形成や事業計画作成などの技術的援助を行う。令和6年度は組合設立に向けた支援やまちづくり基本調査などに着手する
6. 地権者の不信感と合意形成
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 事業が長期化し、市施行と誤解している地権者や市への不信感を持つ人がいる現状をどう認識し改善するか
- 市の答え
- 長期化や過去の不公正な事実から不信感を持つ地権者がいることを認識しており、合規性・公平性の確保と説明の充実に努める
7. 村富線4車線化と渋滞対策
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 区画整理と並行する4車線化の範囲や、その先の相武台団地周辺の渋滞対策はどうするか
- 市の答え
- 4車線化は相模原公園入口から相模台5丁目交差点までで、それより南側は2車線で対応可能としている。渋滞箇所として関係機関と連携し対応を検討する
8. 通学路の横断歩道と信号機設置
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 信号機のない横断歩道が通学路にどれだけあり安全対策はどうか。信号機設置要望への対応は
- 市の答え
- 路線数は学校ごとの指定のため市では把握していないが、通学安全指導員や旗振りで対応。相武台団地交差点は警察から令和6年度以降の設置予定との情報があった
質問の評価
4.0とても良い質問5点満点(5つの基準の平均)
件数・金額・他都市事例(下田市、平塚市、横浜市)を多数示し根拠が明確で、建設的な提案も豊富。信号機設置など一部で具体的な前進を引き出した一方、多くの項目は「検討する」止まり。東林間の広場整備費など財源への言及が薄い項目もある。
良かった点
- 件数・金額・他市事例など具体的な根拠を示しながら質問を組み立てている
- 一体施工の協定モデルや組織体制の見直しなど、批判だけでなく代替案を提示している
- 個別の交差点(相武台団地交差点)で信号機の具体的な設置予定という成果を引き出した
改善できる点
- 東林間2丁目の子どもの広場整備は補助上限30万円に対し実際の工事費が数百万円規模になる可能性を自ら指摘しているが、その財源をどう確保するかの具体的提案がない
- 麻溝台・新磯野地区の多くの項目で市の答弁が『検討する』止まりで、具体的な約束に至っていない
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた