一般質問2024年3月13日令和6年 3月定例会議
駅北口まちづくりと教育・福祉の生活支援策
臼井 貴彦 議員(立憲民主党)
まちづくり・交通子育て・教育医療・福祉
まとめ
相模原駅北口の再開発や周辺道路整備、特別支援教育の充実、高齢者の買物支援、公園整備のあり方について議員が質問した。市は、民間事業者から提案を募ってまちづくり計画を作ること、道路整備は予定どおり進めること、特別支援教育の体制強化や買物支援の継続を説明したが、巡回バスや公園制度の見直しは今後の検討課題とされた。
質問と答え
1. 駅北口まちづくりの民間提案
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 相模原駅北口の土地利用計画で、民間事業者からの提案をどう評価し、計画に反映する仕組みを作るのか問うた。
- 市の答え
- 市は、まちづくりの考え方を示した上で提案を募り、学識経験者らの委員会で評価し、検討会議で議論して計画に反映すると説明した。
2. 駅周辺道路ネットワークの検討
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 駅南北の分断解消や多摩地域との連携のため、周辺道路ネットワークをどう強化していくか問うた。
- 市の答え
- 市は、土地利用計画の各ケースで道路への負荷を予測し、国道16号方面へのアクセス向上など広域的な視点で検討していくと答えた。
3. 宮上横山線・宮下横山台線の整備
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 町田市境までつながる2つの都市計画道路について、開通の見通しや用地取得の進み具合、財源を問うた。
- 市の答え
- 市は、宮上横山線は令和6年度末に予定どおり完成する見通しで、交付済みの国庫補助金で整備すると答えた。宮下横山台線は用地取得が進み、東京都側の協議も進行中と説明した。
4. 特別支援学級の増加と体制
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 増え続ける特別支援学級の数や、きめ細かい支援のための教員・介助員体制について問うた。
- 市の答え
- 市教育委員会は、令和6年度は学級数が431に増える見込みで、教員11人、介助員14人を増員すると説明した。
5. 特別支援教育の教員配置・研修
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 国の通知を受け、多くの教員に特別支援学級を経験させる方針をどう進めるか、研修体制も含めて問うた。
- 市の答え
- 市教育委員会は、校長への働きかけや免許取得講習、支援員向け研修などを実施していると説明した。
6. 通級指導教室と境界知能の支援
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 通級指導教室を拠点校方式から巡回方式に変える提案や、境界知能の子供への支援、タブレットを使った認知トレーニングの活用を問うた。
- 市の答え
- 市教育委員会は、巡回方式は他市の例を参考に検討するとし、認知トレーニングは冊子を使っており、タブレット活用は他市の状況を参考にすると答えた。
7. 駅周辺の買物支援
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 高齢者の買物移動を助ける「地域おでかけサポート推進事業」の実施状況や、担い手不足などの課題を問うた。
- 市の答え
- 市は、14団体が活動し好評の声があるとし、担い手養成講座などで担い手確保を進めると答えた。
8. 民間の無料巡回バス活用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 店舗や病院がスポンサーになる無料巡回バスを他都市の例のように導入し、市が企業間のマッチングを担うことを提案した。
- 市の答え
- 市は、有用性は認めつつ、企業側の事業目的を聞いた上で支援策を検討すると答えた。
9. 開発に伴う提供公園の在り方
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 小さく機能の乏しい提供公園や自主管理広場の課題を指摘し、公園整備協力金制度の導入など条例見直しを提案した。
- 市の答え
- 市は、提供公園は利用しづらい面もあると認め、協力金制度は整備費にメリットがある一方、資金確保に時間がかかる課題もあると答えた。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
学級数や取得率34%などの数字、報道や他都市事例を根拠に質問を構成し、巡回方式や公園整備協力金など財源面も考えた具体的提案が多い。一方、答弁の多くは検討・研究止まりで、前向きな確約は宮上横山線の供用見通しや買物支援の継続など一部にとどまった。
良かった点
- 公園整備の協力金制度や民間巡回バスの活用など、財政負担を抑えつつ市民サービスを向上させる具体的な提案をしている
- 学級数や取得率、報道、他都市事例など数字や根拠を示して質問を構成している
- 通級指導教室の巡回方式化やコグトレ活用など、現状の課題指摘だけでなく次につながる代替案を示している
改善できる点
- 特別支援学級の教員・介助員増員について、財源の確保方法への言及がない
- 道路整備以外の項目では答弁が検討・研究止まりのものが多く、具体的な前進が限られた
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり4.0 / 5
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