代表質問2024年6月6日令和6年 6月定例会議
防災・空き家・入札・少子化を問う代表質問
こさわ 隆宏 議員(日本維新の会相模原市議団)
防災・安全まちづくり・交通行財政・市役所改革子育て・教育
まとめ
日本維新の会のこさわ議員が、能登半島地震の支援経験を踏まえた防災対策、空き家対策、入札不正事案への対応、少子化対策と子育て・教育の無償化について質問した。市は防災や空き家対策には比較的前向きな姿勢を示したが、入札不正事案で被害者として検察に問い合わせることは行わないとし、保育料や給食費の無償化は財政負担が大きいとして慎重な姿勢を示した。
質問と答え
1. 被災地支援と防災対策
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 能登半島地震の被災地支援から得た教訓を今後の防災対策や避難所の感染症・環境整備にどう生かすか、空気清浄機など空調機器の整備を求めた
- 市の答え
- 派遣職員の声を基に支援計画を策定し、備蓄品の追加や設備改善を検討していくと答えた
2. 空き家の把握と対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 把握できている空き家が全体の一部にとどまっているとして、自治会や民間団体との連携強化、国の補助事業の活用による対応強化を求めた
- 市の答え
- 管理不全空家等の認定基準を策定し、自治会や不動産団体等との連携を進めていくと答えた
3. 入札不正事案への対応
行財政・市役所改革否定的な答弁- 議員の質問
- ウェルネスさがみはら事案の不起訴理由を知るため、市が被害者として検察に問い合わせる被害者等通知制度を利用すべきと求めた
- 市の答え
- 市は損害の根拠を示せないため被害者に当たらないと判断し、問い合わせは行わないと答えた
4. 入札の予定価格算定方法
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 業者からの参考見積りの最低額をそのまま予定価格にしてきた方法を見直し、市独自の算定や談合防止の徴取基準づくりを求めた
- 市の答え
- 他都市を参考に独自の算定方法や見積りの徴取基準を検討していくと答えた
5. 少子化対策と予算配分
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 本市の出生数減少率が全国を上回る中、独自財源をより子育て・教育分野に振り分けるべきと求めた
- 市の答え
- 子育て世代の移住定住促進などを総合的に進め、必要な予算を優先的に配分していくと答えた
6. 出産・保育・給食費の無償化
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 出産費用の支援、保育料の無償化拡大、小中学校給食費の無償化を段階的にでも実施すべきと求めた
- 市の答え
- いずれも財政への影響が大きく、公平性の観点からも慎重に検討する必要があると答えた
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
出生数や空き家戸数、他都市比較など具体的データを多用し根拠は明確。空き家対策や入札制度では具体的な改善提案もあった。一方、保育料・給食費の無償化要求では財源の確保策を示さず、市側の財政負担への懸念に対する対案が弱かった。答弁も多くが検討・慎重止まりだった。
良かった点
- 出生数推移、空き家戸数、他都市比較データ、犯罪白書の数値など、具体的な根拠を多数示して質問を構成した
- 空き家対策で国の補助事業の活用や地域団体との連携など、予算をかけずに実行できる具体策を提案した
- 入札不正事案について被害者等通知制度という法的根拠を示し、市の対応を論理的に追及した
改善できる点
- 保育料や学校給食費の無償化を求める際、財源をどの事業から確保するかを示さず、「月1200円程度」という比喩に終始し、市の財政負担への懸念に対する具体的な対案を提示できなかった
- 少子化対策について抜本的な対策を求めたが、予算シフトの具体的な方法までは示されなかった
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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