一般質問2024年9月27日令和6年 9月定例会議
横断歩道・消防道路・保育園移転・高齢者住宅を問う
栗原 大 議員(立憲民主党)
まちづくり・交通防災・安全子育て・教育医療・福祉
まとめ
栗原議員は、観光地の横断歩道設置、消防車両が通れない狭い道路の待避所整備、保育園移転の予算や跡地利用、高齢者向け住宅、修学旅行費の負担軽減などを質問した。市は横断歩道や待避所は調査すると答え、保育園移転では駐車場整備などの利便性向上を約束したが、跡地への市営住宅新設や高齢者向け住宅の市独自整備は「予定なし」「民間事業者前提」と否定的な回答だった。修学旅行費支援は今後検討するとした。
質問と答え
1. 観光地の横断歩道設置
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 鳥居原ふれあいの館周辺で観光客が多く横断する道路に、交通安全のため横断歩道を設置するよう県警に協議してほしいと求めた。
- 市の答え
- 横断者数が少なく新設は困難と言われたが、休日を中心に交通状況を調査し、市としての対応方針を検討する。
2. 消防車両の待避所整備
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 消防署移転で救助範囲が広がった狭い県道で、消防車と一般車が擦れ違えず危険なため、待避所を数か所設置してほしいと求めた。
- 市の答え
- 保安林解除など課題はあるが、緊急車両が通行しやすいよう待避所の適地を調査する。
3. 中野保育園移転の予算・定員
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 保育園移転にかかる費用の財源確保と、新しい園の定員・入園児見込みについて説明を求めた。
- 市の答え
- 定員は90人程度を予定し、市の財政負担が軽減される方策を検討している。
4. 移転後の通園利便性
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 保育園が遠くなることで不便になる園児・保護者への対策を求めた。
- 市の答え
- 必要な駐車スペースを確保し、道路幅も広げて駐車場への進入をしやすくする。
5. 保育園跡地への市営住宅
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 老朽住宅が多い津久井地域のため、保育園跡地に生活困窮者向けの市営住宅を新設してほしいと求めた。
- 市の答え
- 市営住宅は管理戸数を減らす方針であり、新たに建設する予定はない。
6. 高齢者向け住宅・グループホーム
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 独居高齢者が増える中、廃墟化した住宅地に高齢者向け住宅やグループホームを整備すべきと求めた。
- 市の答え
- 民間事業者による整備を前提としており、場所も事業者が判断する。市独自の補助制度はない。
7. 修学旅行費の負担軽減
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 物価高で修学旅行費が上がっているため、生活保護世帯以外も含め全生徒への支援拡充を求めた。
- 市の答え
- 経済的に困っている家庭には既に支援しており、財政への影響も見ながら子育て世帯への支援策を検討する。
質問の評価
2.8ふつう5点満点(5つの基準の平均)
交通量や距離・面積などの数字を示して質問した点は評価できるが、修学旅行費の全生徒への支援拡充など財源を示さない要望があり、市営住宅新設や高齢者住宅整備は「予定なし」「民間前提」と否定的な答弁が目立ち、全体として前向きな約束を得た項目は少ない。
良かった点
- 交通量(年間自動車4万台・バイク2万台)や道路距離など具体的な数字を示して危険性を訴えた
- 消防車両が擦れ違えない狭隘道路について、1か所20坪程度の待避所という具体的な解決策を提案した
- 身寄りのない高齢者の終身サポートなど、見落とされやすい福祉課題を取り上げた
改善できる点
- 修学旅行費を全生徒に支援することを求めたが、財源をどこから出すかには触れていない
- 跡地への市営住宅建設や丸山の市有地化なども、財源や費用対効果の具体的な検討を示さずに要望している
- 多くの項目で市側の答弁が「調査する」「検討する」止まりであり、具体的な前進や約束を引き出せていない
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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