一般質問2024年9月26日令和6年 9月定例会議
不登校支援・給食無償化・入札制度の真相解明を問う
こさわ 隆宏 議員(日本維新の会相模原市議団)
子育て・教育行財政・市役所改革
まとめ
こさわ議員は、不登校の子どもの実態把握とフリースクール支援、中学校給食の全員喫食や無償化、職員の不祥事処分、入札の談合疑惑への市の対応などを質問した。市は実態把握や検討を進めるとしたが、無償化は年間26億円の負担が大きいとして慎重な姿勢を示し、談合事案については「真相究明する立場にない」と答えた。
質問と答え
1. 不登校支援とフリースクール
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 不登校の子どもの実態をもっと正確に把握し、フリースクールの認定制度や利用料補助を作るべきではないか。
- 市の答え
- まずはフリースクールの実態把握を進める段階で、認定制度や補助制度は国や他市の動向を研究していく。
2. 学校給食の対象と無償化
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 不登校の子や相談指導教室に通う子にも給食を届けられないか。また給食費を無償化すべきではないか。
- 市の答え
- 給食は登校した児童生徒が学校内で食べることが前提で、学校以外への提供は想定していない。無償化は年間約26億円かかり財政への影響が大きい。
3. 職員・教職員の懲戒処分
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 物を盗んだ職員や痴漢行為をした教職員への処分の基準や手続きはどうなっているか確認したい。
- 市の答え
- 事実確認や審議会の審議を経て、刑事処分の結果にかかわらず懲戒処分の基準に沿って処分を決めている。
4. 入札談合疑惑と制度改革
行財政・市役所改革否定的な答弁- 議員の質問
- 過去の入札談合疑惑について、不起訴の理由を確認するなど市独自に真相を調べるべきではないか。一般競争入札の効果も検証すべきだ。
- 市の答え
- 客観的な証拠や損害を示せないため被害者に当たらないと判断しており、真相究明を行う立場にない。入札の効果は今後も検証を進める。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
不登校支援・給食・職員処分・入札制度の4分野について、具体的人数や他市事例、落札率などの数字を多く示し根拠は豊富。一方で、フリースクール補助や給食費無償化は財源を示さず要望するにとどまり、答弁も「研究」「検討」や否定的な内容が多く、前向きな約束は少なかった。
良かった点
- フリースクール通室者数や落札率、26億円といった具体的な数字、鎌倉市・海老名市・八王子市など他市の事例を多く示して質問の根拠を明確にしている
- フリースクールの認定制度や八王子市の給食センター開放のような、批判だけでなく具体的な代替策を提案している
- 入札談合事案について過去の答弁との矛盾点を一つひとつ指摘し、論理的に追及を続けている
改善できる点
- フリースクール利用料補助や給食費無償化を求める際、どの事業を見直して財源を確保するかを示さず、要望にとどまっている
- 答弁の多くが「研究する」「検討する」止まり、または明確な否定であり、具体的な前進を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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