一般質問2024年9月25日令和6年 9月定例会議
バスケコートから児童クラブ・防災まで問う一般質問
鈴木 晃地 議員(日本維新の会相模原市議団)
子育て・教育まちづくり・交通防災・安全医療・福祉
まとめ
鈴木議員は、学校の体育館のバスケットゴール管理、公園の再整備、児童クラブの待機児童・職員待遇、地震対策、救急車の使い方など、暮らしに関わる幅広いテーマを質問した。市は多くの項目で「検討を進める」と答え、救急の相談窓口「#7119」については今年度中に始めると約束した。
質問と答え
1. バスケゴールの維持管理
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 学校体育館のバスケットゴールがどう点検・修理されているか、壊れた時の修理の優先順位を尋ねた。
- 市の答え
- 業者が3年に1回点検し、壊れたら使用中止して部活優先で順次修理している。今年度中に小中学校の多くで修理を進め、完了は来年2月頃になる見込み。
2. 公園グラウンドの再整備
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 工事で使えなくなった古淵鵜野森公園のグラウンドの再開時期や、屋外バスケットコートの再設置を求めた。
- 市の答え
- 令和9年度の利用再開を目指し、地域の委員会で広場の使い方を検討中。バスケットコートの再設置も、床の材質も含めて検討していく。
3. 児童クラブの待機児童と職員待遇
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 毎年100人以上出る待機児童の対策や、他市より低い職員の時給の改善、民間委託の検討を求めた。
- 市の答え
- 教室の活用や処遇改善で待機児童解消に努めている。時給や運営方法については民間の意見も聞きながら引き続き検討する。
4. 児童クラブの入会基準
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 育児休業中の親も児童クラブに入会できるよう、入会基準を見直すべきだと提案した。
- 市の答え
- 育児休業中は子育てに専念できる期間と考えており、現時点では入会の対象外としている。
5. 首都直下地震への備え
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 地震の被害想定の見直し時期や、建物の危険度を判定する専門家の人数、避難所マニュアルをもっと簡単にすべきだと求めた。
- 市の答え
- 被害想定の調査結果は来年度中に公表予定。判定士は市内に720人登録。マニュアルは今後も使いやすく改善していく。
6. 救急車の利用と#7119
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 救急車で運ばれた人のうち軽症者の割合や、有料化の検討状況、救急相談窓口「#7119」の導入状況を尋ねた。
- 市の答え
- 軽症者は搬送者の52%。有料化は課題が多く検討していないが、#7119は今年度中の運用開始に向けて県と協議中。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
時給比較や待機児童数など具体的データを多く使い、建設的な提案(コート再整備、育休対象拡大、マニュアル簡素化)も示した点は評価できる。一方、職員の時給引き上げや施設整備、入会基準の拡大など支出を伴う要望の多くで財源や見直す事業について触れておらず、費用対効果の視点が弱い。答弁は多くが「検討」止まりだが、#7119導入では前向きな回答を得た。
良かった点
- 大和市や横浜市との時給・入会基準の比較など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- バスケットコートのアスファルト化や避難所マニュアルの簡素化など、具体的で実行可能な改善案を提示した
- #7119(救急安心センター)の今年度中導入について前向きな答弁を引き出した
改善できる点
- 児童クラブ職員の時給引き上げや育児休業中の入会対象拡大を求める際、どこから財源を確保するかの言及がない
- 古淵鵜野森公園のバスケットコート再整備について「予算がかかる」と認めつつも、財源や優先順位の考え方を示していない
- 避難所運営マニュアルの簡素版作成についても、作成・維持にかかるコストへの言及がない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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