一般質問2024年12月17日令和6年 12月定例会議
公共施設LED化や未利用地活用などを問う一般質問
鈴木 晃地 議員(日本維新の会相模原市議団)
環境防災・安全まちづくり・交通医療・福祉
まとめ
鈴木議員は、2030年までの公共施設LED化の進み具合や手法、市民緑地・雨水調整池・東林間の空き地・ロムロムの滝といった施設の使い方、障害者施設への仕事の発注(優先調達)について質問した。市はLED化を加速させる考えやリース活用の検討、発注情報の提供拡充などを答えたが、具体的な期限や予算を示さない「検討する」止まりの答弁も多かった。
質問と答え
1. 公共施設LED化の進捗と手法
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 2030年までに全ての公共施設をLED化する目標に対し、未着手施設が多い現状をどう改善し、どの手法で進めるのかを問うた。
- 市の答え
- 市長は全庁一丸で加速化を図ると答え、担当部長はリース方式も含めコストや人件費を考慮して施設ごとに適切な手法を選ぶと答えた。
2. 市民緑地の利活用
環境否定的な答弁- 議員の質問
- 利用が少ない市民緑地(松が枝市民緑地)を例に、ドッグラン設置など利用者を増やす工夫をすべきと求めた。
- 市の答え
- 緑地保全が目的のため設置施設は最小限に限られ、ドッグラン設置には課題があると答えた。
3. 雨水調整池の活用
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 老朽化が進む雨水調整池について、将来の大規模修繕時に市民利用を前提とした計画を作るべきと求めた。
- 市の答え
- 機能を損なわない範囲で、必要に応じ地域の意見を聞きながら一般利用の方法を検討すると答えた。
4. 東林間未利用地の活用
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 約4年間方針が決まっていない未利用地について、市が主導して利活用の目標時期を示すべきと求めた。
- 市の答え
- 土地活用の目標時期の設定を含め、自治会と協議していくと答えた。
5. ロムロムの滝の今後
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 噴水が停止し老朽化が進む施設について、放置せず維持管理するか廃止・売却するか方向性を決めるべきと問うた。
- 市の答え
- 路上飲酒による不安があることは認識しているとしつつ、今後も日常的な清掃など維持管理に努めると答えた。
6. 障害者優先調達の推進
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 政令指定都市20市中19位と低迷する障害者施設への発注額を増やすため、市から積極的に発注情報を提供すべきと提案した。
- 市の答え
- 工賃アップセミナーと合わせ、市からの発注が見込める業務の案内などを検討すると答えた。
質問の評価
4.2とても良い質問5点満点(5つの基準の平均)
具体的な施設数・削減効果の試算・建設コスト上昇率・他都市比較(政令市20市中19位)などの根拠を豊富に示し、リース方式や専門チーム設立、発注情報提供など代替案も提案した点は評価できる。一方、答弁の多くは「検討する」止まりで、ドッグランなどの提案では財源への言及が不足していた。
良かった点
- 公共施設LED化で未着手315施設や削減効果約69億円の試算、建設コスト上昇率など具体的な数字に基づいて問題点を指摘した
- 批判だけでなく、リース方式の活用、専門チームの設立、コスト比較の新たな仕組みづくりなど具体的な代替案を示した
- 障害者優先調達で政令市20市中19位という客観的な比較データを示し、発注方法の改善を具体的に提案した
改善できる点
- 市民緑地へのドッグラン設置や雨水調整池でのスポーツコート整備を提案したが、整備費用や財源についての検討が示されていない
- 東林間未利用地や雨水調整池など複数の項目で「検討する」「協議する」止まりの答弁にとどまり、期限や予算の明確な約束が少ない
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見5.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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