一般質問2024年12月17日令和6年 12月定例会議
マイナ保険証移行と相模大野中央公園の改修を問う
桜井 はるな 議員(立憲民主党)
医療・福祉環境子育て・教育文化・スポーツ
まとめ
マイナンバーカードと保険証を一体化する「マイナ保険証」への切り替えで混乱が起きていないか、紙の保険証を残してほしいという質問と、相模大野中央公園の改修で昔からの自然環境や渡り鳥を守ってほしいという質問をしました。市は登録率や利用状況の数字を説明し、公園については自然との共存を検討すると答えました。
質問と答え
1. マイナ保険証の利用状況
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 紙の保険証の新規発行停止に伴う混乱を踏まえ、マイナ保険証の登録率・利用率はどうなっているか。
- 市の答え
- 登録率は10月時点で57.9%、利用率は9月診療分で17.4%です。
2. 利用登録解除の件数
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- マイナンバーと保険証のひもづけ誤りを受け、解除申請の件数と制度の経緯は。
- 市の答え
- 任意の手続きであることから今年2月に解除できる仕組みを設け、11月末までに82件の申請がありました。
3. 保険証一斉更新の変更点
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 来年度からの保険証一斉更新はどのように変わるのか。
- 市の答え
- マイナ保険証を持たない人には資格確認書を、持つ人には資格情報通知書を送付します。
4. 後期高齢者向け資格確認書の発行
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 後期高齢者医療制度で資格確認書を一律発行する経緯は。
- 市の答え
- デジタル化に不慣れな高齢者に配慮し、国の方針により暫定的に発行することとしました。
5. 中央公園開園時のテーマと改修方針
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 開園当初の「花と水と緑」のテーマを改修でも尊重すべきではないか。
- 市の答え
- 開園当初のテーマを尊重しながら、子育て世代や利用者のニーズを踏まえて取り組みます。
6. 改修に向けた地域アンケート
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 改修案についての住民アンケートはどのように実施し、何人から意見を得たか。
- 市の答え
- 11月8日から10日に改修案のパネルを見てもらう形で実施し、474名から意見を得ました。
7. 渡り鳥と来園者の共存
環境検討・研究する- 議員の質問
- 大規模改修後も野鳥と来園者の共存を図れるのか。
- 市の答え
- 地域の要望や利用者のニーズを踏まえ、どのような配慮や工夫ができるか検討していきます。
8. 野生動物観察の教育的価値
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 公園でのカモの子育て観察が持つ教育的価値について教育長の見解は。
- 市の答え
- 生活科や理科の授業、校外学習、公民館講座などで既に地域の自然に親しむ学習を行っています。
9. 公園の魅力発信
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 駅から近く野鳥が見られる公園として魅力を発信すべきではないか。
- 市の答え
- 野鳥や小川、改修予定の施設など公園の魅力を積極的に発信していきます。
10. ステーションピアノ事業の特色
文化・スポーツ現状の説明のみ- 議員の質問
- 70周年記念事業としてのステーションピアノ事業の準備内容や特色は。
- 市の答え
- 女子美術大学やまち・みどり公社と連携し、記念ロゴに合わせた音符のクリスマスツリーなどを演出しました。
質問の評価
2.4ふつう5点満点(5つの基準の平均)
登録率や解除件数、アンケート参加人数など具体的な数字は示しているが、要望の多くは「併存を求める」「配慮してほしい」といった現状維持・継続を求める内容にとどまり、費用や財源への言及がほとんどない。答弁も事実説明や検討表明が中心で、具体的な約束は限定的だった。
良かった点
- マイナ保険証の登録率(57.9%)や利用率(17.4%)、解除申請件数(82件)、公園アンケートの参加人数(474名)など具体的な数字を基に質問している
- 公園改修について「開園当初のテーマを尊重する」「野鳥との共存を検討する」という答弁を引き出した
- 高齢者の不安の声や医療従事者団体の動きなど、市民の身近な声を紹介して問題提起している
改善できる点
- 紙の保険証との併存継続を強く要望しているが、二重発送などの事務コストや財源について触れていない
- 要望や感想が中心で、制度や公園改修の具体的な代替案(設計案や予算措置など)が示されていない
- カナダ先住民族の教えなど印象的なエピソードの紹介はあるが、政策提案としての具体性には乏しい
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え1.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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