代表質問2024年11月27日令和6年 12月定例会議
職員増員から駅前開発・福祉まで問う代表質問
こさわ 隆宏 議員(日本維新の会相模原市議団)
行財政・市役所改革子育て・教育環境人権・市民活動まちづくり・交通医療・福祉
まとめ
日本維新の会の代表質問。職員を420人増やす計画の妥当性、学校給食センターの整備費や防災・新活用法、相模原駅北口の大学誘致や鉄道延伸、ふるさと納税の使い道、障害福祉の不正防止体制など幅広く質問。市は数字を示しつつ、多くは「検討する」「注視する」との答弁だった。
質問と答え
1. 職員定数420人増員の考え方
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 職員を420人増やす計画と、これまでの行財政改革の取り組みとの整合性、今後の採用計画を尋ねた。
- 市の答え
- 市はDX化や民間活用で業務を効率化しつつ必要な部署に定数を配分すると説明。採用は令和7年120人程度、8・9年は各150人程度とした。
2. 学校給食センター整備・運営
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 北部・南部の給食センターの業務内容、事業費、PFI方式の効果、災害時の機能を尋ねた。
- 市の答え
- 整備費は当初見込みの100億円から125億円に増加。PFIで効率化とコスト削減を期待。災害時は炊き出しや避難所支援機能を持つと説明した。
3. 給食センターのZEB化と新活用
環境検討・研究する- 議員の質問
- ZEB化の内容・費用、生徒数減少に伴う将来の余剰設備対策、他市事例を参考にした新たな活用方法を求めた。
- 市の答え
- ZEB化の費用は約3億円。余剰食数は既存施設の更新時に活用する。学校給食以外の活用は今後事業者と協議すると答えた。
4. 指定地域共同活動団体制度
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 新しい制度の条例化の検討状況と、子ども食堂など多様な団体を柔軟に指定する考えを尋ねた。
- 市の答え
- 制度施行から間もないため国や他市の動向を注視する。既存のまちづくり会議等を活用し支援を続けると説明した。
5. 相模原駅北口のまちづくり
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 土地利用計画の検討状況、民間提案の生かし方、大学誘致、小田急多摩線延伸の前倒しを提案した。
- 市の答え
- 民間提案を踏まえ検討中。大学誘致は提案や意見があり今後検討していく。延伸は令和8年度目途に調査し、段階整備も検討すると答えた。
6. ふるさと納税型寄附金の活用
行財政・市役所改革否定的な答弁- 議員の質問
- クラウドファンディング型ふるさと納税の対象事業を増やし、既に補助を廃止した潤水都市フェスタへの活用を提案した。
- 市の答え
- 対象は市が現に実施している事業に限るとし、既に補助を廃止したフェスタ事業には活用できないと答えた。
7. 障害福祉サービスの不正防止
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 事業所の不正受給の有無、高額な過誤返還事案の内容、全事業所への指導体制の実効性を問うた。
- 市の答え
- 不正受給の確定例はないが、1000万円超の過誤返還事案が2件あったと説明。全事業所に指定期間内1回の運営指導を行っているとした。
質問の評価
4.0とても良い質問5点満点(5つの基準の平均)
人口推計や他都市事例、事業費の具体額など根拠を多く示し、給食センターの新活用や大学誘致など代替案を伴う建設的な提案も目立った。一方、大学設立提案は財源に触れず、答弁の多くも「検討する」「注視する」にとどまり、具体的な成果は限定的だった。
良かった点
- 人口推計や他都市(海老名市・八王子市)の事例など、具体的なデータや根拠を示して質問を組み立てている
- 批判だけでなく、学校給食センターの新活用法や大学誘致、鉄道延伸の段階整備など、代替案を伴う建設的な提案をしている
- 職員定数、学校給食、まちづくり、福祉など、市民生活や市の将来に直結する幅広いテーマを扱っている
改善できる点
- JAXAと連携した市立大学等の高等教育機関設立という大きな支出を伴う提案をしているが、財源の確保策には触れていない
- 多くの項目で答弁が「検討する」「国の動向を注視する」にとどまり、具体的な前進や約束を引き出せた項目は一部にとどまった
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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