一般質問2025年6月27日令和7年 6月定例会議
子育て医療費・ごみ減量・文化施策を幅広く提言
桜井 はるな 議員(立憲民主党)
子育て・教育環境文化・スポーツ
まとめ
桜井議員は、高校生世代のこども医療費助成の所得制限撤廃や、清掃工場の安全対策、ごみのリサイクル推進、公共施設への製氷機設置、プラネタリウムを使った文化活動、公園のカモが暮らせる環境づくりなど幅広いテーマを質問。市は医療費助成の評価や検討姿勢を示したが、所得制限撤廃や製氷機設置には慎重な答弁だった。
質問と答え
1. こども医療費助成制度の評価
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 高校生世代まで医療費助成を広げ、中学3年生まで所得制限を撤廃した制度拡充について、市はどう評価しているか尋ねた。
- 市の答え
- 約2万1千人が新たに対象になり、世論調査でも子育て支援策の中で最も認知度が高く、子育て世代から評価を得ていると説明した。
2. 高校生世代の所得制限撤廃
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 高校生世代にまだ残る所得制限をなくし、どの家庭の子も安心して医療を受けられるようにすべきだと求めた。撤廃した場合の対象人数や費用も質問した。
- 市の答え
- 限られた財源の中で持続可能な制度にするため条件を設けている、国に全国統一の制度を求めていくと答えた。撤廃すると新たに約4,600人が対象となり、年間9,000万円以上の費用がかかると説明した。
3. 清掃工場の安全性・維持管理
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 清掃工場での作業員死亡事故を受け、工場の維持管理や安全確保がどのように行われているか尋ねた。
- 市の答え
- 日常点検や計画的な設備修繕、毎朝の業者との連絡会議などで安全対策を徹底していると説明した。
4. 剪定枝など資源化の取組
環境検討・研究する- 議員の質問
- 家庭から出る剪定枝を燃やさずバイオ燃料などに再利用する取組を、他市の例を参考に進めてほしいと求めた。
- 市の答え
- ごみ減量の効果は見込まれるが、新たな収集体制や施設確保、費用対効果などの課題があるため、他自治体の動向を情報収集していくと答えた。
5. 学校給食の牛乳パックリサイクル
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 学校給食で児童が牛乳パックを洗ってリサイクルする取組について、実際にどのように行われているか確認した。
- 市の答え
- 児童自身が牛乳パックを洗って乾燥させ、事業者が回収してリサイクルしており、環境意識の向上につながっていると説明した。
6. 製氷機設置によるマイボトル・熱中症対策
環境否定的な答弁- 議員の質問
- 庁舎や学校にマイボトル用の製氷機を設置し、熱中症対策にも活用してほしいと求めた。他市の冷凍庫設置事例も紹介した。
- 市の答え
- 庁舎では空調や既存の冷水提供があるため現時点で設置は考えていない、学校では費用や維持管理など課題を整理する必要があると答えた。
7. ジモティースポットのリユース実績
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 地域密着型のリユース拠点であるジモティースポットの仕組みと、開始からの実績について尋ねた。
- 市の答え
- 4月から5月末までに約2万5千点が持ち込まれ、約2万点が販売され、ごみ減量効果は約62トンと試算していると説明した。
8. 家庭ごみ有料化の検討
環境検討・研究する- 議員の質問
- 最終処分場の限界などを踏まえ、家庭ごみ有料化の検討を今年度どう進めるのか尋ねた。
- 市の答え
- 市民アンケートや地域説明会を行い、審議会でも議論を深めていくと答えた。
9. 相模大野ステーションピアノ事業
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 市外からも参加者がある相模大野のストリートピアノ事業が、観光資源として有効か見解を尋ねた。
- 市の答え
- 全国から参加者が訪れ、SNSでまちの魅力が発信されており、観光振興に効果的な取組と認識していると答えた。
10. 新プラネタリウムの文化芸術活用
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- リニューアルするプラネタリウムを使い、市内アーティストの公演やふるさと納税返礼品、市民協働イベントに活用してほしいと求めた。
- 市の答え
- コラボレーション事業の充実に努めるとし、ふるさと納税返礼品や市民協働によるイベント開催も検討していくと答えた。
11. 相模大野中央公園のカモの生息環境
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 子育て応援公園として改修した公園で、カモなどの野生動物が生息しやすい環境づくりがどう検討・実施されたか尋ねた。
- 市の答え
- 地域や学識者の意見を聞き、池への着水のしやすさや外敵から身を守れる場所を整備し、実際に4月と6月にカモの飛来・親子が確認されたと説明した。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
孫の闘病体験や町田市・美濃加茂市などの具体例を挙げ説得力があり、市民生活に関わるテーマを幅広く取り上げた点は評価できる。一方、高校生世代の所得制限撤廃(年間9,000万円以上)や製氷機設置など支出を伴う要望で財源の具体案が示されず、答弁も「検討する」「情報収集する」止まりが多かった。
良かった点
- 自身の家族の医療体験を具体的な数字(医療費1,250万円、自己負担2万5千円)とともに語り、所得制限の問題を説得力ある形で訴えた
- 町田市や東京都、美濃加茂市など他自治体の具体的な取組事例を挙げて政策提案を行った
- 清掃工場での死亡事故を受け、安全管理の現状を確認するなど市民の安全に関わる質問をした
改善できる点
- 高校生世代の所得制限撤廃(年間9,000万円以上の負担)を求める一方で、財源をどこから確保するかの提案がなかった
- 製氷機の設置なども新たな費用を伴うが、「工事費が抑えられる」という程度で具体的なコスト比較や財源は示されなかった
- 多くの項目で「検討する」「情報収集に努める」という答弁にとどまり、具体的な実施の約束を引き出せたのはプラネタリウムの一部施策などに限られた
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた