代表質問2025年6月9日令和7年 6月定例会議
北口再開発や防災・入札改革など多岐に質問
こさわ 隆宏 議員(日本維新の会相模原市議団)
まちづくり・交通防災・安全文化・スポーツ人権・市民活動行財政・市役所改革
まとめ
日本維新の会の代表質問。相模原駅北口地区の再開発計画、避難所の空気環境改善、災害協定、観光振興、自治会加入促進、職員の地域貢献活動休暇制度、入札制度改革について、数字や他市事例を示しながら質問した。市側の答えは多くの項目で「検討する」にとどまった。
質問と答え
1. 相模原駅北口地区のまちづくり
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 北口地区の昼間人口を増やす取組、企業・教育機関の誘致、商業施設の規模の根拠、南口商店街への影響、保育・教育・福祉の需要見込み、道路整備、小田急多摩線延伸、脱炭素と地域エネルギーシステムについて考えを聞いた。
- 市の答え
- オフィスビル配置などで企業誘致に取り組む、商業施設は民間提案を踏まえ6~10万平方メートルを目安とした、道路の先行開通は交通への影響から難しい、地域エネルギーマネジメントシステムの導入を検討している。
2. 避難所の空気環境改善
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 能登半島地震のデータを示し、避難所の感染症対策の現状と、空気清浄機の活用、七尾市が民間企業と結んだ協定を参考にした取組を求めた。
- 市の答え
- 消毒液やテントなどを整備している。空気清浄機の効果や費用を検証し、避難所の空気環境の改善を検討する。
3. 災害時応援協定
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 現在結んでいる協定の分野と、備蓄ではなく発災時に物資を供給してもらう協定の必要性について聞いた。
- 市の答え
- 物資供給や施設使用など276件の協定を結んでいる。有効性や必要性を踏まえて締結を進めている。
4. 各区の観光振興と呼ぶ赤い手・青い手
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 各区の特色を生かした観光施策の進め方と、中央区にある彫刻作品「呼ぶ赤い手、青い手」の修繕・移設の検討状況、博物館前への移転の提案について聞いた。
- 市の答え
- 3区それぞれで観光振興プログラムを策定し連携して取り組む。作品は著作権者の意向を確認しながら展示場所などを検討中。
5. 自治会加入の促進
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- 政令市最下位(47.0%)である自治会加入率の現状をどう受け止め、どう対策するか、また市職員の加入状況や加入を勧める取組について聞いた。
- 市の答え
- 加入率低下を重く受け止めており、イベントやデジタルサイネージでの啓発、職員研修での呼びかけを行っている。
6. 地域貢献活動休暇制度
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 自治会やPTAなどの活動に参加しやすくする職員向け休暇制度の創設について考えを聞き、職員アンケートでのニーズ調査や、広島市の企業向け支援策の導入を提案した。
- 市の答え
- 職員アンケートなどでニーズを把握し、他の自治体の取組を情報収集していく。
7. 入札制度改革(予定価格の算定方法)
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 一般競争入札に移行しても落札率や落札総額が下がっていない結果をどう受け止めるか、事業者の見積りに頼らず市が独自に予定価格を決める仕組みの検討状況を聞いた。
- 市の答え
- 一般競争入札により競争性・公平性・透明性は向上していると考える。独自算定は課題を整理しながら検討を続ける。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
能登半島地震の感染症データや落札率・加入率などの数字を根拠に質問し、独自の予定価格算定や地域エネルギーマネジメントなど代替案も示した点は評価できる。一方で答弁の多くが「検討する」止まりで、休暇制度や空気清浄機導入では費用や財源への言及が乏しい。
良かった点
- 能登半島地震の感染症発生データや自治会加入率(47.0%)、落札率の推移など具体的な数字を根拠に質問している
- 七尾市や広島市など他都市の事例を参考に、地域エネルギーシステムや地域貢献活動休暇制度など具体的な代替案を提示している
- 入札制度について、落札率や落札総額が下がっていない結果を客観的なデータで指摘し、市独自の予定価格算定という改善策を求めている
改善できる点
- 地域貢献活動休暇制度や空気清浄機の協定締結など新たな支出を伴う提案について、財源や費用対効果への言及がほとんどない
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」「情報収集する」にとどまっており、具体的な前進や約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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