一般質問2025年9月26日令和7年 9月定例会議
リニア車両基地周辺整備と指定管理者制度を問う
栗原 大 議員(立憲民主党)
まちづくり・交通行財政・市役所改革
まとめ
リニア中央新幹線の車両基地整備にともなう旧鳥屋小学校の活用や、回送線の旅客化要望の進め方、さらに指定管理者「鳥居原ふれあいの館」の運営が条例の目的からずれていないかを細かい数字を示して質問しました。市は「JR東海と調整中」「事実確認する」といった答弁が中心で、具体的な約束は少なかったです。
質問と答え
1. 旧鳥屋小学校の跡地利用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 工事区域に隣接する旧鳥屋小学校が長期間使われずに市の負担になっている。JR東海・清水建設と早く交渉し、跡地利用の計画を進めるべきだと求めた。
- 市の答え
- JR東海や地域と意見交換を行いながら、活用策や貸付条件を検討している段階だと説明した。
2. 回送線の旅客線化要望
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 車両基地の回送線を旅客用にするよう国に働きかけてきたが、所管の国土交通大臣に直接会っていないのはおかしいと指摘し、実現した場合の国・県・JRの費用負担の見通しも尋ねた。
- 市の答え
- 旅客線化はJR東海の判断であり、引き続き働きかけを続ける。費用負担はまだ想定していないと答えた。
3. 鳥居原ふれあいの館の指定管理運営
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 宮ヶ瀬ダム補償で建てられた直売所が、地元産以外の仕入れや不透明な会計、役員の不当な解任疑惑などで条例の目的からずれているとして、市の監督・調査と制度の見直しを求めた。
- 市の答え
- 地元産品以外の仕入れ割合などは調査していないが、今後事実確認し、必要なら指定管理者と話し合うとした。会社内部の人事には市は関与しないとも述べた。
質問の評価
2.8ふつう5点満点(5つの基準の平均)
総会資料や決算数値を多数引用し具体性は高いが、提案は「見直すべき」との主張にとどまり財源や費用対効果への言及はほぼない。答弁も「事実確認する」「検討する」が中心で前向きな成果は乏しく、時間切れで提案も途中で終わった。
良かった点
- 総会資料や決算の具体的な数字を示して問題提起している
- 長年の地域の経緯や制度目的を踏まえて質問を構成している
- 指定管理者の監督責任という行財政上重要な論点を取り上げている
改善できる点
- 旧鳥屋小学校の無償貸出や施設解体を求める一方で、その費用負担や財源をどう確保するか示していない
- 制度見直しの具体的な代替案(誰がどう運営するか、費用はどうするか)が時間切れで示されないまま終わった
- 個人への疑惑追及が多く、答弁も事実確認止まりで、建設的な制度改善の合意形成に至っていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
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