一般質問2025年12月18日令和7年 12月定例会議
鵜野森地区のまちづくりと道路・ロボット産業政策
古内 明 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通防災・安全経済・産業
まとめ
古内議員は、国道16号沿いの市街化調整区域(鵜野森交差点周辺)を住宅地にするための取組や、国道の歩道橋の地名表記、古淵駅周辺の歩道整備・波打ち歩道の改善、ロボット産業への支援策などを質問しました。市は、地権者への支援を続けること、歩道橋への区名表記を国に依頼すること、波打ち歩道を今年度4か所改修すること、ロボットの実証実験や記念日制定を進めることなどを答えました。
質問と答え
1. 鵜野森地区のまちづくり
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 国道16号沿いの市街化調整区域(鵜野森交差点周辺)を市街化区域に編入する土地区画整理事業について、地権者の意向や取組状況、来年度のサウンディング調査の目的・対象を尋ねた。
- 市の答え
- 地権者の約半数が事業に前向きで、地権者組織が勉強会や個別相談を実施中。サウンディング調査は区画整理の実績ある民間企業を対象に課題を話し合い、結果はパートナー選定の条件に生かす。
2. 国道16号歩道橋の地名表記
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 国道16号の横断歩道橋19橋のうち区名表記があるのは1橋だけで、指定都市移行15年を踏まえて適切な表記にすべきと求めた。
- 市の答え
- 市が管理する歩道橋では地名がある24橋すべてに区名を表記している。国が管理する歩道橋についても区名を表記するよう相武国道事務所に依頼する。
3. 市道淵野辺古淵の歩道整備
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 古淵駅側で歩道が未整備のままの市道淵野辺古淵について、以前の計画にあった整備がなぜ現在の計画から外れたのか経過を尋ねた。
- 市の答え
- 令和4年の計画改定の際、事業の選択と集中の観点から整備箇所を見直し、この区間を除外した。
4. 波打ち歩道の改善
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 古淵駅周辺の歩道で、宅地の出入り口ごとに段差が連続する「波打ち歩道」があり、車椅子やベビーカー利用者の通行に支障があるため、改修の考え方を尋ねた。
- 市の答え
- 切り下げ間隔が10メートル未満の箇所を改修対象とし、計画的に改修を進めている。今年度は古淵保育園近くなど4か所を解消する予定。
5. ロボット産業政策の推進
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- 市役所エレベーターでのロボット実証実験の内容、AI等最先端技術への企業支援、ロボット産業特区の活用、市民へのPRについて、市の取組と市長の考えを尋ねた。
- 市の答え
- 来年2月から1か月程度、本庁舎でロボットとエレベーターを連携させる実証実験を行う。AI等の導入支援策や特区の新たな緩和措置を検討する。6月10日をロボット関連の記念日として制定し、はやぶさの日との連携PRも検討する。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
アンケート結果や橋の数など具体的データに基づき、地区別優先実施や記念日連携PRなど複数の建設的提案を行い、区名表記や波打ち歩道改修など前向きな答弁を複数引き出した点は評価できる。一方、税収効果への言及はあるものの、ロボット産業支援策などでは財源や費用対効果への言及が薄い項目が見られた。
良かった点
- アンケート結果や橋の本数など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- 地区ごとの優先実施提案や記念日連携PRなど、単なる要望に終わらない具体的な代替案を示している
- 歩道橋の区名表記や波打ち歩道の今年度4か所改修など、具体的な行動につながる答弁を引き出した
改善できる点
- 市街化区域編入の意見要望で税収効果に触れているが、ロボット産業支援やAI導入支援の項目では財源や費用対効果の具体的な検討が示されていない
- 地区別の優先実施提案は答弁で明確に取り入れられず、機運醸成の具体策まで議論が深まっていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果4.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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