一般質問2025年12月17日令和7年 12月定例会議
マイナ保険証・教科書・子育て施策を問う
桜井 はるな 議員(立憲民主党)
医療・福祉子育て・教育文化・スポーツ
まとめ
桜井議員は、マイナ保険証の登録・利用状況や資格確認書の継続利用、デジタル教科書の導入時期や健康影響、子ども医療費助成拡充の周知方法、相模大野駅のピアノイベントについて質問しました。市は登録率64.3%、利用率66.5%などの数字を示し、資格確認書は引き続き使えると説明。デジタル教科書は小学校で2030年度、中学校で2031年度から導入予定で、医療費助成拡充は対象者全員に案内すると答えました。
質問と答え
1. マイナ保険証の登録・利用状況
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 国保のマイナ保険証の登録率・利用率はどうなっているか、資格確認書に関する市民からの問い合わせ状況を尋ねた
- 市の答え
- 登録率は9月末時点で64.3%、利用率は66.5%。12月1日〜5日の問い合わせは76件で、資格確認書は引き続き使えると説明したと答えた
2. 資格確認書の全員交付要望
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 世田谷区のように紙の資格確認書を国保加入者全員に交付してはどうかと提案した
- 市の答え
- マイナ保険証には既往歴等の情報共有のメリットがあるとして、全員交付の予定はないと回答した
3. デジタル教科書の導入方針
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- デジタル教科書の導入時期や、紙・デジタルどちらを選ぶかの検討状況、学力差拡大を防ぐための教師の指導の在り方を尋ねた
- 市の答え
- 小学校は令和12年度、中学校は13年度から正式導入の見通し。紙・デジタルそれぞれの良さを生かした指導を検討していくと答えた
4. タブレット使用による健康影響
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- タブレットPCの長時間使用による視力低下など児童生徒の健康への影響と対応策を尋ねた
- 市の答え
- GIGAスクールハンドブックに基づき正しい姿勢などを指導し、保健だよりで家庭にも注意喚起していると答えた
5. こども医療費助成拡充の周知
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 高校生世代の所得制限撤廃など制度拡充について、市民への周知を徹底するよう求めた
- 市の答え
- 新規対象者も含め、市から対象者全員に案内していく予定だと答えた
6. 医療費無料化と適正受診への対応
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 医療費無料化で不必要な受診が増え財政負担が過大にならないか懸念し、適正受診への取り組みを尋ねた
- 市の答え
- 上手な医療のかかり方をまとめた資料を医療証発行の機会に対象者全員へ案内し、適正受診を促すと答えた
7. 相模大野ステーションピアノ15周年
文化・スポーツ現状の説明のみ- 議員の質問
- 南区誕生15周年記念としてのステーションピアノ事業の具体的な取組内容を尋ねた
- 市の答え
- 「Return Garden」をテーマにしたステージを展開し、街かどコンサートとのコラボイベントも開催したと答えた
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
マイナ保険証や子ども医療費で登録率・利用率・問い合わせ件数など具体的数字や他都市事例を示した点は評価できるが、資格確認書の全員交付要望では財源への言及がなく、答弁も「周知する」「検討する」が中心で新たな具体的約束は限定的だった。
良かった点
- マイナ保険証の登録率・利用率、問い合わせ件数など具体的な数字を提示して質問した
- 世田谷区の事例を挙げて資格確認書の全員交付という具体的な代案を示した
- 子ども医療費助成拡充に伴う『不必要な受診増加による財政負担』という費用面の懸念にも自ら言及した
改善できる点
- 資格確認書の全員交付や従来の保険証復活の要望では、交付にかかる費用や財源についての検討が示されていない
- デジタル教科書や相模大野ステーションピアノの項目は感想・要望が中心で、現状確認や称賛に留まる部分が多い
- 答弁の多くが『周知する』『検討する』という既定方針の説明にとどまり、新たな具体的前進は限定的だった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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