一般質問2026年3月18日令和8年 3月定例会議
森の管理と保育・防災の課題を問う
鈴木 晃地 議員(日本維新の会相模原市議団)
環境子育て・教育医療・福祉まちづくり・交通防災・安全
まとめ
鈴木議員は、木もれびの森やふれあいの森の樹木管理・事故対策、保育所の待機児童や医療的ケア児・双生児への対応、東林間の未利用地の公園整備、地震や水害時の一時避難場所の環境整備について質問した。市は危険な木の伐採強化、医療的ケア児の入所基準見直し、公園への水場設置などを約束し、双生児加算は研究課題、保育士以外のエッセンシャルワーカーへの加点は対象外とされた。
質問と答え
1. 木もれびの森の管理と危険木対策
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 木もれびの森の維持管理の現状と課題、危険な木が何本あってどう対応しているか、住宅に近い高い木には基準より柔軟に対応すべきと質問した。
- 市の答え
- パトロールと年1回点検を行い、危険木470本を全て伐採した。住宅や道路周辺の緩衝区域を5mから10mに広げて管理を強化すると答えた。
2. 森での倒木事故の実態
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 過去10年間のけがを伴う事故件数と、けがにならなかった倒木などの件数、事故が近年増えている原因を尋ねた。
- 市の答え
- けがを伴う事故が3件、けががない倒木などが48件あり、木の老化や高木化にナラ枯れが重なったことが原因と説明した。
3. ふれあいの森の管理と利用促進
環境検討・研究する- 議員の質問
- 点検や落ち葉清掃の方法、事故があった東林間4丁目の森の今後の活用法、利用者を増やす工夫(屋外Wi-Fiなどの提案)について尋ねた。
- 市の答え
- 危険な木11本を伐採し、今後は地域の意見を聞きながら植樹や利用促進の方法を考えると答えた。
4. 保育所の待機児童・保留児童対策
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 区ごとに差がある待機児童・保留児童の状況と、特に多い南区での対策を尋ねた。
- 市の答え
- 南区に新しい保育所(定員60人)を開設し、既存園への働きかけで16人分の定員を増やしたと答えた。
5. 医療的ケア児の入所基準見直し
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 入退院を繰り返しやすい医療的ケア児にとって「在宅で1年以上安定」という入所基準が実情に合わないとして見直しを求めた。
- 市の答え
- 医師会や保育現場の意見を聞きながら、今年の夏頃までにガイドラインを改定すると約束した。
6. 双生児への入所加点
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 双子が別々の保育園になり行事や送迎で困るケースがあるため、他市のような双生児への加点導入を求めた。
- 市の答え
- 公平性の確保などを整理する必要があるとして、他市の例を参考に研究すると答えた。
7. 保育・介護・医療職への入所加点
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 保育・介護・医療といった社会に必要な仕事をする人の子どもの入所選考に加点をすべきと提案した。
- 市の答え
- 保育士は市内の保育人材確保のために加点しているが、他の職種は人材確保の事情がないため対象にしていないと答えた。
8. 東林間2丁目の未利用地の公園整備
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 長年放置された未利用市有地が公園になった経緯、特色ある公園にする考え、スケジュール、自治会主体から市主体への方針変更の理由を尋ねた。
- 市の答え
- かつて駅予定地だったが実現せず未利用になった。自治会の費用負担が大きいため市が整備する都市公園とし、令和12年度の供用開始を目指すと答えた。
9. 一時避難場所の環境整備
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 水たまりができる公園や狭い歩道など一時避難場所の課題改善、けがを洗う水場の設置、観光客など土地勘のない人への避難情報発信を求めた。
- 市の答え
- 水はけの悪い公園は状況を確認して対応する、要望のあった公園には今年度中に水場を設置する準備を進める、防災マップの活用も検討すると答えた。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
危険木470本の伐採数や事故48件など具体的な数字、現場の声を示し、青空オフィスやGoogleマップ活用など独自の改善案も提案している。医療的ケア児の基準改定や水場設置など前向きな答弁も複数引き出した。一方で双生児加算やエッセンシャルワーカー加点、水場・歩道整備など支出を伴う要望の多くで財源や費用対効果への言及がなく、その点は評価を下げた。
良かった点
- 危険木470本、事故48件、待機児童8名など具体的な数字や現場の声を根拠に質問を組み立てている
- 医療的ケア児の入所基準見直し(夏頃までに改定)や公園への水場設置(本年度中)など、具体的な約束を引き出した
- 青空オフィス・青空Wi-Fiや避難情報のGoogleマップ活用など、他にない独自の改善提案を行っている
改善できる点
- 双生児加算の導入、エッセンシャルワーカーへの加点、公園の水場設置や歩道拡張といった支出を伴う要望について、財源や費用対効果への言及がほとんどない
- ふれあいの森の利用促進策(青空オフィス案)は提案したが、具体的な費用やコスト感の検証までは示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果4.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた