一般質問2026年3月18日令和8年 3月定例会議
児童相談所新設やJAXA連携、歩道整備を問う
石川 達 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
医療・福祉文化・スポーツ人権・市民活動子育て・教育まちづくり・交通
まとめ
石川議員は、南区に新しくできる児童相談所一時保護施設の整備を急ぐことや、施設を出た若者への支援充実、JAXAと協力した宇宙教育やオーストラリア・アデレード市との交流、米軍基地まわりの狭い歩道の拡幅について質問した。市は、一時保護施設を令和11年度末までに開ける方針を示し、退所者の実態調査も今後進めると答えた。歩道整備も前向きだったが、自立支援の体制づくりなどは検討段階にとどまった。
質問と答え
1. 児童相談所一時保護施設の新設
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 南区の児童虐待・一時保護の件数を示し、定員超過が続く一時保護施設の新設を急ぐよう求めた
- 市の答え
- 市内の虐待相談3,014件中南区が35.4%、一時保護403件中南区が39.9%で、定員超過が135日続くと説明し、令和11年度末の開設を目指すと回答した
2. 児童養護施設退所者の自立支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 退所後の実態把握調査や追跡データの整備、住宅支援、資格取得支援、全庁横断の支援体制づくりを求めた
- 市の答え
- 退所後の実態把握は今後進める、資格取得支援は当事者の意見を聞く、庁内体制は研究すると答えた
3. MMX打ち上げの機運づくり
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 火星衛星探査計画MMXの打ち上げを一過性で終わらせず、継続的に盛り上げる取り組み(カウントダウンボード設置など)を提案した
- 市の答え
- 応援メッセージ募集などで機運を高め、カウントダウンボードも含め検討すると答えた
4. アデレード市との交流
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- JAXAの縁を生かし、オーストラリア・アデレード市との友好都市提携を見据えた交流を提案した
- 市の答え
- 友好都市の要件を説明し、まずはJAXAを通じて宇宙を軸にした関係づくりに努めると答えた
5. JAXAを生かした宇宙教育
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 不登校支援プログラムの評価や、児童のJAXA施設訪問の拡大、教員研修への組み込みを求めた
- 市の答え
- 不登校支援プログラムは今後多様な学びの場に広げる、JAXA訪問は本年度5校にとどまるが、教員研修や教師塾でJAXAを取り上げていると答えた
6. 米軍施設の共同使用と歩道整備
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 相模総合補給廠北側道路や相模台小入口付近の狭い歩道の拡幅整備の進捗を質問した
- 市の答え
- 北側道路は協定締結済みで令和8年度に整備実施、相模台小入口は日米合同委員会の合意に向け協議中と答えた
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
虐待件数や一時保護日数、他市(神戸市・川崎市)の制度を具体的に示し根拠を伴った指摘を行った点、カウントダウンボードや資格取得支援など建設的提案も多い点を評価した。一方、自立支援予算の増額要望では財源に触れておらず、答弁も「検討」「研究」にとどまる項目が複数あったため、費用対効果と成果の評価はやや抑えた。
良かった点
- 虐待相談件数や一時保護日数など具体的な数字、神戸市・川崎市の制度事例を根拠に質問を組み立てた
- 児童相談所新設の財源について国庫補助や有利な起債の活用を提案するなど、費用対効果を意識した要望を行った
- カウントダウンボード設置や資格取得支援、住宅確保支援など、具体的で実行可能な提案を複数示した
改善できる点
- 社会的養護自立支援事業の予算増額を求めた際、どの財源を充てるかという具体策が示されていない
- アデレード市との友好都市提携の提案で、必要となる予算や費用対効果についての言及がなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた