一般質問2026年3月18日令和8年 3月定例会議
ごみ減量・史跡・ペット・防災を問う
大沢 洋子 議員(立憲民主党)
環境子育て・教育人権・市民活動文化・スポーツ医療・福祉防災・安全
まとめ
大沢議員は、ごみを減らす取組や焼却後の灰のリサイクル、小学校での出前授業、パソコンのリサイクル収入、上矢部の土塁の整備、犬を自由に走らせるドッグランの設置、災害時にペットと一緒に避難する訓練、ドローンの活用について市に質問した。市は多くの項目で具体的な取組を進める姿勢を示したが、ドッグランや避難訓練の体制づくりはまだ検討段階にとどまった。
質問と答え
1. ごみ減量化・資源化の方針
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 審議会の答申後、ごみを減らしリサイクルを進める取組をどう進め、市民の声をどう聞くか質問した。
- 市の答え
- 答申を踏まえて方針を作り、令和10年3月に次の基本計画を策定する。自治会やイベントなど様々な場で周知・意見聴取を行う。
2. 焼却灰の資源化
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 最終処分場を長く使うため、焼却後の灰(溶融スラグ)をアスファルト以外にも活用できないか質問した。
- 市の答え
- CO2排出を8割減らせる環境配慮コンクリートを開発し、令和8年度に清掃工場の道路側溝として試験的に使い耐久性を確かめる。
3. 小学校の出前講座
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 小学4年生向けごみ講座での子供の反応と効果、10月の分別変更をどう子供に伝えるか質問した。
- 市の答え
- 子供から「分別を頑張りたい」などの声があった。教材に10月からの変更を盛り込み、実物やゲームを使って分かりやすく伝える。
4. 外国人へのごみ出し啓発
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- ごみ出しルールを理解していない外国人への啓発を強化すべきと質問した。
- 市の答え
- 8か国語の冊子を活用しつつ、不動産会社に配布を依頼したり、外国人を雇う企業で説明会を開くなど啓発を広げる。
5. パソコンのリサイクル収入
環境現状の説明のみ- 議員の質問
- 不要パソコンのリサイクルによる市の収入額と、収入になることの周知について質問した。
- 市の答え
- 今年度1月末時点で約600万円の収入があった。今後も分かりやすく周知していく。
6. 上矢部の土塁の史跡整備
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 上矢部の土塁の保護や整備の時期・内容、周辺の伝承を含めた地域遺産認定の考えを質問した。
- 市の答え
- 令和9年度までに保護措置、12年度までに通路整備を行う。地域遺産制度は令和10年度以降の運用を目指す。
7. ドッグランの整備
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 公園内にドッグランを作る考えと、動物愛護センターの運動場を市民のドッグランとして開放できないか質問した。
- 市の答え
- 公園のドッグランは利用者や住民の意見聴取、場所選定が必要。センターの運動場は麻布大学と設計協議の場で意見交換していく。
8. ペット同行避難の訓練
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- ペットと一緒に避難する「同行避難」の訓練の現状と、市民への認知度、避難所での運営方法を質問した。
- 市の答え
- 一部地域で訓練事例がある。認知度は約3割。今後、避難所運営協議会などに働きかけて訓練を促す。
9. 災害時のドローン活用
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- ドローンで集めた情報を活かす訓練や、物資輸送への活用の現状と今後の展開を質問した。
- 市の答え
- 情報を基に対策を考える訓練を検討。今年度、飲料水やビスケットの試験輸送を実施し、今後も訓練を重ねる。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
犬の登録数の推移やアンケート結果など具体的な数字を示し、動物愛護センターの時間帯活用など代替案も提示する建設的な質問だった。一方でドッグラン整備や同行避難訓練拡充の財源には触れておらず、答弁の多くも「意見交換する」「検討する」止まりで、具体的な予算や実施時期の明言は少なかった。
良かった点
- 犬の登録件数の推移やアンケート結果など具体的な数字を根拠に質問している
- 動物愛護センターの運動場を時間帯をずらして市民開放するなど、具体的な代替案を示している
- ごみ・史跡・ペット・防災と市民生活に密着した幅広いテーマを取り上げている
改善できる点
- ドッグラン整備や同行避難訓練の拡充を求める一方で、財源や費用対効果についての言及がほとんどない
- 多くの項目で「意見交換する」「検討する」止まりの答弁にとどまり、具体的な予算や実施時期の約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
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