一般質問2026年6月29日令和8年 6月定例会議
公共施設駐車場有料化と交通環境を問う
三須 城太郎 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
文化・スポーツまちづくり・交通
まとめ
三須議員は、公共施設の駐車場有料化によって、少年野球やラグビーなど子どものスポーツ活動を支える保護者や地域ボランティアの負担が増えないよう配慮を求めました。また宮上横山線開通で渋滞が増えた小原踏切の立体交差化を早く進めるよう求め、相模原駅・淵野辺駅周辺の一方通行規制について交通環境の変化を踏まえた見直しの検証を市に求めました。市は駐車場の減免を検討する姿勢を示しましたが、規制見直しの要求には応じない考えを示しました。
質問と答え
1. 駐車場有料化とスポーツ団体支援
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 駐車場を有料化すると、子どものスポーツ活動を支える保護者や地域ボランティアの負担が増える。公益性の高い子ども向けスポーツ団体には、減免などの配慮をしてほしいと求めた。
- 市の答え
- 保護者やボランティアは活動を支える大切な存在だと認め、公益性の高い活動には配慮すべき視点があるとして、料金設定の検討の中で考えていくと答えた。
2. 小原踏切の立体交差化の早期実現
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 宮上横山線の開通で小原踏切の交通量が増え渋滞が延びている。立体交差化の整備規模や工程、事業の優先度、工期を短くする工夫について尋ねた。
- 市の答え
- 踏切から前後200メートルずつ、合計約400メートルを整備する計画で、優先的に取り組む事業として位置づけ、早期完了を目指すと答えた。
3. 駅周辺の一方通行規制の見直し
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 相模原駅・淵野辺駅周辺の一方通行規制は長年変わっていないが、交通環境は変化している。交通管理者である県警に改めて必要性を検証するよう市から求めてほしいと求めた。
- 市の答え
- 交通環境には一定の変化があると認めたが、検証は交通管理者が適切に行うものであり、市から検証を求める考えはないとし、市民の声は必要に応じて伝えると答えた。
質問の評価
2.8ふつう5点満点(5つの基準の平均)
自身のコーチ経験を踏まえスポーツ団体への配慮を粘り強く掘り下げ、立体交差化の規模や工程も具体的に確認した点は評価できる。一方で減免による歳入減少への財源的視点がなく、数字や他都市事例も乏しく、一方通行規制の検証要求は市に拒まれている。
良かった点
- 自身のラグビースクールコーチとしての経験を踏まえ、現場の実情に即した問題提起をしている
- 駐車場有料化における子どもスポーツ団体への配慮について段階的に質問を重ね、市から「公益性の高い活動への配慮の視点」という答弁を引き出した
- 小原踏切の立体交差化について整備延長(約400メートル)や工程を具体的に確認している
改善できる点
- 子ども向けスポーツ団体の駐車場減免を求める際、有料化の目的である歳入確保との財源バランスについて言及がなかった
- 一方通行規制について具体的な交差点や区間、交通量データを示さず、市からも検証要求に否定的な答弁を受けている
- 駐車場利用者数や渋滞長さなどの具体的な数字、他都市の有料化・減免制度の事例が示されていない
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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