一般質問2026年3月17日令和8年 3月定例会議
津久井の歴史・景観・防災対策を問う一般質問
岩井 大 議員(日本維新の会相模原市議団)
文化・スポーツまちづくり・交通防災・安全
まとめ
相模原市の地域の歴史・文化(尾崎行雄氏や加藤武雄氏、八木重吉氏など)をもっと大切に発信してほしいという質問と、津久井湖にかかる三井大橋の景観を守ってほしいという質問、津久井湖の水不足や火事への対策、そしてリニア駅の地下空間を戦争などの避難場所(シェルター)として使えないかという質問をしました。市は横断幕の表記を改善したり、橋の景観を今後考慮することを認めたりしましたが、シェルター改修は難しいとの答えもありました。
質問と答え
1. 歴史文化とシビックプライド
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- シビックプライド向上における歴史・文化の位置づけ、尾崎行雄氏生誕地の横断幕の表記が津久井地域の歴史を十分に表していないこと、加藤武雄氏・八木重吉氏の節目の年の顕彰について問うた。
- 市の答え
- 歴史文化を地域資源として位置づけ発信していく。新たな横断幕には津久井地区の表記を追加する。資料展示などで功績を伝承し、町田市とも情報共有に努める。
2. 三井大橋の景観回復
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 三井大橋を観光・景観・歴史資源としてどう認識しているか、塗装の劣化が進む中、橋の修繕の優先順位に景観や歴史的価値を考慮すべきではと求めた。
- 市の答え
- 橋は地域のランドマークと認識。塗装の劣化は望ましくないが安全上は問題なく塗り替え予定はない。今後は修繕の優先順位に景観・歴史的価値も考慮する必要があると認識。
3. 津久井湖の渇水と安全対策
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 渇水による給水への影響、来訪者増加による交通混雑・地域生活への影響、乾燥時の火災防止策について問うた。
- 市の答え
- 貯水率は低下しているが県が対応中。生活道路への進入などは自治会・警察と連携し、立て看板や青色パトロールで対応を準備。野火は放火と推測し巡回警戒と広報で予防に努める。
4. リニア駅地下空間のシェルター活用
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 国や九都県市でシェルター政策の検討が進む中、リニア駅の地下空間を国民保護の避難施設として活用すべきと提起した。
- 市の答え
- 避難に耐えうる施設への改修基準が未整備のため、JR東海への改修の働きかけは現時点では難しいが、鉄道事業者との協議や国への提案は続けていく。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
尾崎行雄氏横断幕の表記変更実現や景観重要建造物指定の可能性、修繕優先順位への景観配慮など複数の前向きな答弁を引き出した点は評価できる。橋の塗装塗り替えやシェルター改修を求める場面で財源の考え方が示されておらず、費用対効果の観点は弱い。
良かった点
- 人物の経歴や橋の塗装履歴、貯水率など具体的な事実に基づいて質問を組み立てている
- 横断幕の表記変更という具体的な成果を実際に引き出した
- 町田市との連携や景観重要建造物指定など、批判だけでなく代替案を示している
改善できる点
- 三井大橋の塗装塗り替えやリニア駅地下空間のシェルター改修を求める場面で、必要な費用や財源の考え方が示されていない
- 町田市との文化連携やシェルター改修は『情報共有に努める』『協議を行う』など検討止まりの答弁が多い
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果4.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり4.0 / 5
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