一般質問2026年3月17日令和8年 3月定例会議
スポーツ施設・盗難防止・リニア駅周辺を問う
谷川 ヒロシ 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
文化・スポーツ防災・安全まちづくり・交通人権・市民活動
まとめ
谷川議員は、緑区に人工芝グラウンドがなくスポーツ施設の地域差があること、自動車や金属の盗難が増えていること、リニア駅周辺の踏切渋滞や自治会の活動場所が失われていることについて質問した。市は、施設配置は今後つくる維持管理計画の中で検討する、盗難防止の条例は国の法律の動きを見て考える、踏切は迂回誘導で交通量が減りJRにさらなる改善を働きかける、自治会拠点は相談に応じて支援すると答えた。
質問と答え
1. スポーツ施設の地域バランス
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 緑区には人工芝グラウンドがなく、施設が中央区・南区に集中している地域差を指摘し、稼働率向上や緑区の施設充実を求めた。
- 市の答え
- 区ごとの配置計画は定めていないが、今後の維持管理計画づくりの中で緑区を含めた利便性向上の課題を把握していくと説明した。
2. 自動車解体ヤード規制条例
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 自動車・金属盗難が急増する中、解体ヤードや金属スクラップヤードを対象にした認可制の条例を市独自に作るべきだと提案した。
- 市の答え
- 国で準備中の法案が盗難防止にも有効と考えられるため、現時点では国の制度設計を見ながら条例の必要性を検討すると答えた。
3. 大山街道踏切の渋滞対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 踏切の渋滞対策の効果を検証した上で、さらに踏切の遮断時間を短くするようJR東日本と協議を進めるよう求めた。
- 市の答え
- 対策前後で自動車・歩行者の通行量は減ったが、詳しい効果検証は難しいとしつつ、遮断時間短縮に向けてJR東日本に働きかけると答えた。
4. 橋本地区の自治会活動拠点
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- リニア駅整備で活動場所を失った自治会のために、公共施設や市有地、民間施設との連携など市が主体的に拠点確保を支援すべきだと求めた。
- 市の答え
- 自治会ごとに事情が異なるため、各自治会のニーズに応じて地域資源の活用などを丁寧に相談対応していくと答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
加盟団体数や盗難件数、踏切交通量などの具体的数字や他都市の条例事例を多く示し、問題提起の根拠はしっかりしている。自治会拠点支援などで具体的な代替案も示した。一方、人工芝化や条例制定、自治会拠点整備など支出を伴う要望に対して財源・費用対効果への言及がほとんどなく、答弁も「検討する」「国の動向を注視する」にとどまる項目が多い。
良かった点
- 競技団体数、盗難件数の増加率、踏切の交通量データ、他都市の条例事例など具体的な数字や根拠を多く示した
- 自治会活動拠点の確保について、公共施設や市有地、民間施設との連携といった具体的な支援策を提案した
- 踏切渋滞対策について、効果の要因分析や遮断時間短縮という次の課題を明確に示し、建設的な再質問を行った
改善できる点
- 緑区の人工芝グラウンド整備や自治会拠点の支援強化を求める際、財源をどこから確保するかの考えが示されていない
- 自動車解体ヤードの認可制条例についても、制定・運用にかかるコストや体制への言及がなかった
- 答弁の多くが「検討する」「国の動向を注視する」にとどまり、具体的な実施計画や期限までは引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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