一般質問2026年6月26日令和8年 6月定例会議
橋本・鳥屋のまちづくりと教育・防災を幅広く質問
秋本 仁 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通防災・安全子育て・教育医療・福祉
まとめ
秋本仁議員は、橋本駅周辺の経済効果や道路の安全対策、リニア車両基地の工事・環境対策、鳥屋学園の特色教育、JAXAとの宇宙教育、35人学級や教員確保、熊の出没対策、健康づくりアンバサダーなど多くのテーマを質問した。市は、右折信号機の今年度中設置や舗装の打ち替え完了、教員確保の実績数値などを示し、多くの項目で前向きな対応や検討を進める考えを示した。
質問と答え
1. 橋本駅周辺の経済波及効果
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 経済波及効果を算出した目的と、その効果をさらに高める取組について問うた。
- 市の答え
- 市民の理解促進やまちづくりの機運醸成が目的で、相模原駅周辺とも連携し年間約3,088億円の効果をさらに高めると答えた。
2. 大西大通り線の地権者支援
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 地権者が納得して移転協力できるよう、丁寧な対応と移転先確保の負担軽減を求めた。
- 市の答え
- 緑区合同庁舎に職員7名を配置し、代替地情報を市が直接収集・紹介するなど丁寧な対応を続けると答えた。
3. 元橋本1号の通学路安全
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 抜け道化している生活道路で、法定速度引下げを踏まえた児童の通学安全確保を求めた。
- 市の答え
- 速度抑制の路面標示を整備済みで、今後スクールガード・リーダーによる再点検などで安全確保に努めると答えた。
4. 宮上横山線の交差点安全対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 開通後の渋滞や危険交差点の対策、右折信号機設置の進捗を問うた。
- 市の答え
- 看板・カーブミラー設置等を実施済みで、右折信号機は県が今年度中に設置する予定と答えた。
5. 大島上溝等の通学路安全対策
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 歩道のない通学路の安全対策の考え方と、大島小学校付近の今後の対応を問うた。
- 市の答え
- 通学路安全プログラムに基づき点検・対策を実施しており、今後グリーンベルト整備に取り組むと答えた。
6. 道路の舗装・歩道修繕
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 波打ち歩道や車道舗装の傷みについて改修・修繕状況を問うた。
- 市の答え
- 波打ち歩道2か所を改修済み、上大島交差点等は打ち替え完了、下九沢大島は部分修繕を検討すると答えた。
7. リニア車両基地の工事・環境対策
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 車両基地の工事の進捗と、生態系・水害への対策の検討状況を問うた。
- 市の答え
- 現在は造成準備中で、JR東海がビオトープや調整池を整備する計画であり、市は適切な対応を求めると答えた。
8. 周辺道路拡幅と橋梁架け替え
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 県道64号・513号の拡幅状況と、老朽化した橋梁の架け替えを求めた。
- 市の答え
- 現況測量を実施し設計を検討中で、橋梁は直ちに架け替えが必要な状況ではなく事業費等を考慮して整備手法を検討すると答えた。
9. リニア展望広場の整備
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 展望広場の設置状況とアクセス方法の検討状況を問うた。
- 市の答え
- JR東海が設置を検討中で、アクセスは地域の意見を聞きながら市とJR東海で検討すると答えた。
10. 鳥屋学園・JAXAの特色教育
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- リニアやJAXAと連携した特色ある教育の取組状況を問うた。
- 市の答え
- JR東海との出前授業やリニア試乗、JAXAのはやぶさ2教材を使った出前授業などを継続していると答えた。
11. 35人学級・教科担任制・教員確保
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 35人学級の効果、教科担任制への考え、ペーパーティーチャー活用の状況を問うた。
- 市の答え
- きめ細かな指導などの効果を期待し、教科担任制は有効な取組と認識、昨年度220名が新規登録し107名が勤務中と答えた。
12. 熊の緊急銃猟訓練
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 学習能力の高い熊に対応するための訓練の工夫と今後の取組を問うた。
- 市の答え
- 条件を変えて3回訓練を実施し連絡体制を確認、移動する熊への対応などが課題で今後ドローン活用も予定と答えた。
13. 健活応援アンバサダー
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 小橋建太氏をアンバサダーに起用した経緯と今後の活動内容・効果を問うた。
- 市の答え
- 闘病経験と発信力に魅力を感じて任命し、健康フェスタ出演やポスター啓発で健康づくりを推進すると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
多数の地域課題を具体的な地名・数値とともに取り上げ、右折信号機の年度内設置や舗装打ち替え完了など一定の前向きな答弁を引き出した点は評価できる。一方で、橋梁架け替えや展望施設整備など新たな支出を伴う要望について財源や費用対効果への言及がなく、多くの項目が現状確認と要望に終始し、代替案の提示は限定的だった。
良かった点
- 交差点や橋梁、舗装状況など具体的な地名・箇所を示し、根拠に基づいた質問を行っている
- 右折信号機の年度内設置や舗装打ち替え完了など、具体的な進展を答弁から引き出した
- 道路・教育・防災・健康と幅広い分野を取り上げ、地域住民の暮らしに直結する課題を扱っている
改善できる点
- 橋梁の架け替えや展望施設の新設を観光振興のため要望しているが、事業費や財源についての言及がない
- 35人学級による教員増員など費用を伴う施策について、財源の見通しや費用対効果への言及が乏しい
- 多くの項目が現状確認や要望に終始し、具体的な代替案や実施方法の提案が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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