一般質問2023年6月27日令和5年 6月定例会議
香害対策・公園禁煙化・教員の性犯罪対応を問う
五十嵐 千代 議員(颯爽の会)
医療・福祉人権・市民活動子育て・教育
まとめ
議員は、柔軟剤などの香りで体調を崩す「香害・化学物質過敏症」への対策、子供の受動喫煙を防ぐ公園の禁煙化、そして本市教員が起こした性犯罪事件への教育委員会の対応について質問した。市は公園の禁煙化には前向きな姿勢を示し、香害対策や懲戒処分指針の見直しは検討するとしたが、教員の性犯罪事件については新たな審議や公表に慎重な姿勢を見せた。
質問と答え
1. 香害・化学物質過敏症への対応
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 香りによる健康被害の問い合わせ件数や、公共施設での化学物質使用の実態把握、学校での児童生徒の状況調査、他市のようなガイドライン作成を求めた
- 市の答え
- 問い合わせは年9件から15件に増加。啓発は行っているが施設での使用実態調査は今後検討する。児童生徒は4校5名を把握しているが、学校でのアンケート調査は現時点で予定していない
2. 公園の禁煙化
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 子供の受動喫煙を防ぐため、他市のように市内の公園を禁煙にしてほしいと求めた
- 市の答え
- 市民の健康を守るために必要と認識し、公園の禁煙化に向けて取り組んでいくと答えた
3. 性犯罪の二次被害防止と職員対応
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 性犯罪の二次被害を生む偏見について市の認識を問い、市職員が被害者になった場合の事情聴取の配慮を求めた
- 市の答え
- 犯罪被害者等支援条例に基づき二次被害防止の啓発を行う。職員が被害者の場合は環境を整え真摯に聴取すると答えた
4. 本市教員の性犯罪事件への対応
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 有罪確定後の考査委員会の再開催、懲戒処分指針や公表指針の見直し、被害者への対応の検証を求めた
- 市の答え
- 失職により懲戒処分はできず新たな考査委員会は難しいが経緯を検証する。懲戒処分指針の総点検は必要と認め、公表指針も見直しを検討するとした
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市の具体的な事例や数値を多く示し根拠は豊富だが、財源や費用対効果への言及はほとんどなく、要望の多くが「見解を伺う」「求めておく」という形にとどまる。公園禁煙化で前向きな答弁を引き出し、懲戒処分指針の総点検についても市側に必要性を認めさせた点は成果として評価できる。
良かった点
- 大津市のガイドラインや神戸市・江東区の公園禁煙、宝塚市・沖縄県のアンケート結果、東京都の処分量定改定など、具体的な他自治体の事例を数多く示して質問の根拠を補強している
- 公園の禁煙化について市から「取り組んでまいります」という明確に前向きな答弁を引き出した
- 教員による性暴力事件について、考査委員会の経緯や公表の是非、被害者対応の検証まで粘り強く再質問し、懲戒処分指針の総点検の必要性を教育局長に認めさせた
改善できる点
- 香害対策の実態調査や学校アンケート、公表指針の見直しなどを求める際、それに伴う人員・コストや財源について触れておらず、費用対効果の視点がほとんど示されていない
- 多くの項目が『見解を伺う』『求めておく』という形で終わり、具体的な代替案(例えば予算をどこから確保するか、どの既存業務を見直すかなど)までは提示されていない
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた