一般質問2023年6月27日令和5年 6月定例会議
民間ノウハウ活用と食品ロス・子ども食堂支援を問う
渡部 俊明 議員(自由民主党相模原市議団)
行財政・市役所改革環境医療・福祉
まとめ
渡部議員は、市役所に民間企業の人や知識をもっと取り入れること、食品を無駄にしないフードドライブの広げ方、子ども食堂への支援充実について質問した。市は人材受入れや研修の検討、フードバンクやボランティアの拡充に取り組む姿勢を示したが、多くは「今後検討する」という答えだった。
質問と答え
1. 民間企業からの職員受入れ
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 民間企業から市役所に人を受け入れる仕組みをもっと広げられないか問うた。
- 市の答え
- 銀行や大学などから4人を受け入れており、今後も他都市の例を参考に交流先を増やしていきたいと答えた。
2. 技術部門への民間アドバイザー導入
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 道路や建物の維持管理などの技術分野に、民間の専門家をアドバイザーとして入れるべきだと提案した。
- 市の答え
- 効果はあると考えるが内容が幅広いため、まずは庁内の会議で活用の議論を始めると答えた。
3. 指定管理施設での民間ノウハウ活用
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 指定管理者に委ねている施設運営で、市職員も経営的な視点を持ち連携すべきだと問うた。
- 市の答え
- 職員向けにコスト意識やマーケティングを学ぶ研修を行い、ノウハウを引き継いでいくと答えた。
4. フードドライブの拡充
環境検討・研究する- 議員の質問
- 食べられるのに余った食品を集める仕組みの実施状況と、配り先となる団体を増やす考えを問うた。
- 市の答え
- これまで5.8トンを回収し、窓口は20か所に増えているが、配布先の団体は2つのままで、今後増やしていくと答えた。
5. 職場単位のフードドライブ
環境前向きな答弁- 議員の質問
- 企業の職場単位で食品を集める取組を市内に広げ、市役所自身も率先して行うべきだと提案した。
- 市の答え
- 企業への周知を広げ、協力企業は名前を公表するなどし、市役所内でも実施期間を設けて取り組むと答えた。
6. 子ども食堂支援の拡充
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 市内45団体ある子ども食堂への支援状況と、学生ボランティアや企業からの協力を広げる考えを問うた。
- 市の答え
- セミナーや情報交換会を各区で開き、学生や企業への呼びかけを強めるとともに、企業向けセミナーも検討すると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他都市事例や採用倍率・受入量などの数字を多く示し、具体的な改善案(アドバイザー導入、OJTのチェックシート化、企業向けセミナー等)も提示した点は評価できる。一方、アドバイザー導入や研修拡充、子ども食堂支援拡充など支出を伴う提案が多いのに財源や費用対効果への言及がほぼなく、答弁も「検討・研究」止まりが目立つ。
良かった点
- 名古屋市の事例を参考にするなど他都市の取組を踏まえた提案をしている
- 技術職員の採用倍率や再任用職員数、フードドライブの回収量など具体的な数字を引き出している
- アドバイザー導入やOJTのチェックリスト化など、実務につながる具体的な改善案を複数示している
改善できる点
- アドバイザー導入や研修拡充、子ども食堂支援拡充など支出を伴う提案が多いが、財源をどう確保するかにほとんど触れていない
- 答弁の大半が「検討する」「研究する」にとどまり、具体的な実施時期や目標が示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
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