一般質問2026年6月26日令和8年 6月定例会議
鳥獣対策や保育士確保など5分野を質問
岩井 大 議員(日本維新の会相模原市議団)
防災・安全子育て・教育まちづくり・交通文化・スポーツ
まとめ
熊やイノシシの出没対策、保育士を増やす仕組み、公園遊具の更新、テニスコートの改修、新しくできた道路の渋滞・事故対策について質問しました。市は、出没件数や予算のデータを示しながら、体制整備や工事の予定を説明し、信号機設置など一部はすでに実現する見込みとなりました。
質問と答え
1. 危険鳥獣(熊・イノシシ)対策
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 熊やイノシシが住宅地に出る件数の実態や、銃を使って危険な鳥獣を捕まえる新しい制度への備え(人材・夜間対応など)について質問した。
- 市の答え
- 過去5年の出没件数を公表し、現場で判断する職員3名、捕獲者約40名を確保済みと説明。夜間の捕獲は現時点で未整備だが、備えの必要性は認め検討すると回答した。
2. 保育士等の確保
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 保育士を目指す学生への貸付制度の利用枠を広げた理由や、将来にわたり安定して保育士を確保するため市独自の制度にすべきではないかと質問した。
- 市の答え
- 県と共同実施する現行制度は資金残高から令和10年度まで継続見込みで、それ以降は川崎市・横浜市のような市独自制度にするかどうかメリット・デメリットを比較して検討すると回答した。
3. 公園遊具の更新
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 古くなった公園遊具の更新の進み具合や、国からの補助金をどれだけ活用できているかを質問した。
- 市の答え
- 今年度は87基を更新予定(前年度比12基増)で、国庫補助金も約30%増の1億円を確保し、老朽化した遊具は780基まで減る見込みと説明した。
4. テニスコートの人工芝化と維持管理計画
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 横山公園のテニスコートを雨に強い人工芝に全面改修する目的や、各公園のコートの役割分担、スポーツ施設全体の維持管理計画の考え方について質問した。
- 市の答え
- 全面人工芝化により雨の影響を減らし利用機会を増やすと説明。相模台公園のクレーコートの扱いは今後策定する維持管理計画の中で検討するとした。
5. 宮上横山線の交通課題
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 新しく開通した道路で事故が相次ぐ交差点の安全対策や、踏切周辺の渋滞、周辺道路の整備を早められないかを質問した。
- 市の答え
- 東橋本二丁目交差点には今年度中に右折信号機を設置予定と説明。高架下交差点はさらなる安全対策を検討し、踏切の立体交差化は設計・測量を進めていると回答した。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
出没件数や予算額など具体的な数字を多く示し、他都市の制度も引き合いに出すなど根拠は豊富だった。一方、保育士制度の独自化やテニスコート全面改修など支出を伴う提案で財源への言及が薄く、答弁の多くも「検討する」止まりだった点を踏まえ中庸な評価とした。
良かった点
- 過去5年分の出没件数や予算額、国庫補助金の増減率など具体的な数字を示して質問を組み立てた
- 川崎市・横浜市など他都市の制度を引き合いに出し、改善の方向性を具体的に提案した
- 地域住民の声を継続的に伝え、右折信号機の設置など実際の成果につなげた
改善できる点
- 保育士修学資金貸付事業を市独自で継続・拡充する提案で、財源をどこから確保するかは示されていない
- テニスコートの全面人工芝化など支出を伴う整備について、費用対効果や財源の検討には踏み込んでいない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり4.0 / 5
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