一般質問2023年6月27日令和5年 6月定例会議
自転車駐車場からHPVワクチンまで幅広く質問
後田 博美 議員(公明党相模原市議団)
まちづくり・交通文化・スポーツ医療・福祉子育て・教育
まとめ
後田議員は、自転車駐車場の大型化対応とキャッシュレス化、中学女子野球の練習場不足、スケートボード場のリニューアル、HPVワクチンの接種促進、がん検診クーポンの利用率向上、産後ケア・子育て世帯訪問支援事業の拡充について質問した。市は多くの項目で準備や検討を進めていると答え、HPVワクチンの個別通知拡大などで前向きな姿勢を示した。
質問と答え
1. 自転車駐車場の利便性向上
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 大型自転車がラックに入らない問題への対応や、市営自転車駐車場のキャッシュレス決済導入の見通しを尋ねた。
- 市の答え
- ラックを外して平置きスペースを増やす対応をしており、ゲート型の2駐車場を除き順次キャッシュレス決済を導入すると答えた。
2. 中学女子軟式野球の練習場
文化・スポーツ現状の説明のみ- 議員の質問
- 女子軟式野球チームが地元中学校の校庭を思うように使えない課題について、練習場の状況と課題を尋ねた。
- 市の答え
- 中学生になると大人と同じ一般団体扱いとなり、少年団体専用の施設が使えなくなることが課題だと説明した。
3. スケートボード場のリニューアル
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 小山公園ニュースポーツ広場のスケートボードエリアの利用状況と、今後の整備内容を尋ねた。
- 市の答え
- 年間約1万6千人が利用しており、アンケートやワークショップで集めたニーズを基に、初級から上級者向けのゾーンや休憩スペースを備えたリニューアルを令和7年度中に行うと答えた。
4. HPVワクチンの接種促進
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- キャッチアップ接種の状況や9価ワクチンの安全性、償還払いの状況、対象者全員への個別通知の必要性を尋ねた。
- 市の答え
- 9価ワクチンは子宮頸がん原因ウイルスの80〜90%を防ぐとされ、まだ通知していない対象者にも今後個別に勧奨通知を行うと答えた。
5. がん検診クーポンの利用率向上
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 子宮頸がん・乳がん検診の無料クーポンの利用状況と、利用率向上に向けた取組を尋ねた。
- 市の答え
- 利用率は乳がん12.9%、子宮頸がん7.3%と低く、メッセージカードや自己触診用グローブを同封するなどの取組を進めていると答えた。
6. 産後ケア・子育て世帯訪問支援
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 子育て世帯訪問支援事業について、出産後家庭の利用実績と利用者の声を聞き、家事支援に加えて育児支援も加えるべきだと提案した。
- 市の答え
- 出産後家庭の利用は延べ140件で、育児支援の実施には事業者の体制整備や利用料設定など課題があり、他自治体を参考に検討すると答えた。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
自転車駐車場の増設台数やがん検診の利用率(12.9%・7.3%)、HPVワクチン接種費用の具体的な数字を示し、9価ワクチンの2回接種による予算軽減という費用対効果の視点も提示した点は評価できる。一方で産後ドゥーラ支援の拡充要望は財源を示さず、多くの項目が「検討する」「見送る」止まりの答弁だった。
良かった点
- 自転車駐車場の平置きスペース増設台数(253台)やがん検診クーポン利用率(乳がん12.9%・子宮頸がん7.3%)など具体的な数字を基に質問している
- HPVワクチンの質問で、9価ワクチンを2回接種にすることで予算が軽減できるという費用対効果の視点から個別通知の実現を提案した
- 自転車駐車場からワクチン、産後ケアまで幅広い分野で市民生活に密接なテーマを取り上げている
改善できる点
- 産後ドゥーラによる育児支援拡充について、研修受講への助成を要望しているが、財源をどこから出すかは示されていない
- 女子軟式野球の練習場不足や学校プールの活用については要望を伝えるにとどまり、実現に向けた具体的な制度設計までは提案していない
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」「他自治体を参考にする」にとどまり、期限や数値目標を伴う前向きな約束は一部にとどまった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
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