一般質問2023年6月27日令和5年 6月定例会議
不登校対策と教員の働き方改革を問う一般質問
松浦 千鶴子 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
子育て・教育
まとめ
松浦議員は、不登校対策や教員の働き方改革、学校サポーター制度の拡充について質問しました。市は、相談員の配置や研修の充実、業務改善の取り組みを説明しましたが、人員の常勤化や待遇改善などは「今後検討する」という答えにとどまりました。
質問と答え
1. 市長の教育への思い
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 厳しい財政状況の中でも教育に力を入れるという市長の考えを尋ねた。
- 市の答え
- 誰一人取り残さない学校教育を実現し、教育を受けるなら相模原と言われるまちをつくると答えた。
2. スクールソーシャルワーカーの支援と育成
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 不登校支援で重要な役割を持つスクールソーシャルワーカーの具体的な支援内容と、人材育成・常勤化を尋ねた。
- 市の答え
- 研修や検討会で資質向上に努めており、相談できる体制の整備を進めたいと答えた。
3. 不登校の未然防止
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 不登校を未然に防ぐために学校・家庭向けにどんな取り組みをしているか尋ねた。
- 市の答え
- 相談窓口の設置や好事例の共有、教職員研修などを行っていると説明した。
4. 教員の働き方改革(業務改善)
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 4年間の働き方改革の成果と課題、次期計画の重点内容を尋ねた。
- 市の答え
- 残業時間はわずかに減少したのみで、次期は部活動の地域移行やサポートスタッフ増員などに取り組むと答えた。
5. スクール・サポート・スタッフの全校配置
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 全校配置に向けた課題と解消策を尋ねた。
- 市の答え
- 人材確保が課題であり、勤務時間延長や複数校勤務などで配置拡充を進めると答えた。
6. 授業時数の見直し
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 標準を上回る授業時数を減らし、教員の準備時間を確保する取り組みを尋ねた。
- 市の答え
- 月1回の午前授業など工夫している学校の事例を紹介し、各校に指導・助言を行うと答えた。
7. 学校サポーター制度の拡充
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 他市の事例と比べ待遇に差があるとして、制度拡充と待遇改善を尋ねた。
- 市の答え
- より多くの協力者を得られるよう、位置づけや処遇の課題を整理していくと答えた。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
不登校の人数やスクールソーシャルワーカーの相談件数、教員の残業時間など具体的な数字を多く示し、八王子市・鎌倉市との比較も行っている点は評価できる。一方、常勤化や待遇改善など支出が増える要望が目立つのに財源の工夫への言及がなく、答弁も「検討」「整理に努める」止まりが多い。
良かった点
- 不登校児童数やスクールソーシャルワーカーの相談件数(延べ1万1,376件)、教員の時間外勤務時間の変化など具体的な数字を使って質問している
- 学校サポーター制度について八王子市・鎌倉市の事例を挙げて比較し、改善を提案している
- 募集方法の工夫や名札・感謝の機会づくりなど、お金をかけない改善案も提案している
改善できる点
- スクールソーシャルワーカーの常勤化、スクール・サポート・スタッフの勤務日数増加、学校サポーターの待遇改善など、いずれも予算が増える要望だが、財源をどこから持ってくるかの考えが示されていない
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」「整理に努める」にとどまり、具体的な約束を引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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