一般質問2023年6月26日令和5年 6月定例会議
淵野辺駅快速停車やPFAS汚染、LGBT施策を問う
今宮 ゆうき 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
まちづくり・交通防災・安全環境人権・市民活動
まとめ
今宮議員は、淵野辺駅の快速電車停車やAED・バスの便数確保、PFAS化学物質による水質汚染への対応、同性パートナーシップ制度の充実などを市に質問した。市は多くの項目で「検討・研究する」と答え、AED設置や災害時の少数者対応では一歩進んだ答えもあったが、バス運賃の割引やPFAS対策には財源や基準がないとして難しいと答えた。
質問と答え
1. 淵野辺駅の快速電車停車
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 乗降客数が隣駅より多い淵野辺駅に、なぜ快速電車が停まらないのか、早期実現を求めた。
- 市の答え
- 鉄道会社は速達性が失われるとして、利用状況を見て検討するとしており、市は引き続き要望を続けると答えた。
2. 駅や自由通路へのAED設置
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- AEDがない矢部駅や古淵駅など、命に関わる場所への早期設置を求めた。
- 市の答え
- JRはAED未設置駅の設置を検討していると回答しており、市管理の自由通路への設置も検討すると答えた。
3. 路線バスの運行本数確保
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- コロナ前より運行本数が減っている現状を踏まえ、本数を戻すよう求めた。
- 市の答え
- 利用者数が戻っていないことなどを理由に回復は難しいとしつつ、バス会社へ本数確保を要請していくと答えた。
4. バス運転手確保への支援
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 運転手不足解消のため、入社準備金の補助や広報支援などの追加策を求めた。
- 市の答え
- 特定業者への支援は公平性の観点から難しいとしつつ、自動運転の導入可能性や広報での周知方法を検討すると答えた。
5. バス停へのベンチ設置
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 住民から要望の多いバス停のベンチ設置を、市が主体となって進めるよう求めた。
- 市の答え
- 広告収入を活用した上屋設置の事例を紹介し、同様の仕組みでベンチ設置をバス事業者と検討すると答えた。
6. バス運賃の割引
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 運賃値上げに合わせ、高齢者や子育て世帯向けの割引によるお出かけ支援を求めた。
- 市の答え
- 地域間の公平性の課題や多額の費用がかかることから実施は困難と判断していると答えた。
7. PFAS汚染による健康被害と原因究明
環境否定的な答弁- 議員の質問
- 高濃度のPFASが検出された地域の健康被害や原因究明、下水道検査の実施を求めた。
- 市の答え
- 健康影響は確定的な知見がなく国の動向を注視するとし、事業者の把握や下水道検査の実施は難しいと答えた。
8. 同性婚についての市長の認識
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- 裁判で判断が分かれる同性婚について、市長の考えと市としての推進の必要性を尋ねた。
- 市の答え
- 性的少数者の生きづらさの解消が大切だとしつつ、国の法整備など社会状況の変化を注視していくと答えた。
9. パートナーシップ宣誓制度の充実
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 災害弔慰金や住民票の記載など、他市で実施済みのサービス拡充を求めた。
- 市の答え
- 既に市営住宅申込みなどに活用できるとしつつ、さらなる拡充については他市事例を参考に調査研究すると答えた。
10. ファミリーシップ制度の導入
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- パートナーの子や親も家族と認める制度の導入を求めた。
- 市の答え
- 比較的新しい制度であり、効果や他市の状況を調査研究すると答えた。
11. 災害時の性的マイノリティー対応
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 避難所運営マニュアルなどに性的少数者への配慮を分かりやすく明記し、当事者団体の意見を聞くよう求めた。
- 市の答え
- これまで直接意見を聞いていなかったが、今後はLGBT支援団体を含む様々な団体から意見聴取に努めると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
乗降客数や設置費用、他市事例など具体的根拠を多く示し、クラウドファンディング等の代替案も提示した点は評価できる。一方でバス運賃割引やパートナーシップ制度拡充など支出を伴う要望で財源を示さず、答弁も多くが検討・研究止まりだった。
良かった点
- 乗降客数、設置費用、過去の要望実績など具体的な数字を多数示している
- クラウドファンディングや企業スポンサー方式など、費用を抑えた代替案を提示している
- 交通・環境・人権と市民生活に幅広く関わるテーマを取り上げている
改善できる点
- 高齢者・子育て世帯向けバス運賃割引を求めているが、財源をどこから出すかは示していない
- パートナーシップ制度の拡充やファミリーシップ制度導入など、費用がかかる施策の財源に触れていない
- PFAS原因究明では下水道検査を求めたが、検査体制整備にかかる費用や優先順位の議論がない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた