一般質問2023年6月26日令和5年 6月定例会議
学校施設・地区開発・ごみ処分場を問う
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
子育て・教育まちづくり・交通環境
まとめ
山口議員は初めての一般質問で、①老朽化した学校の校舎・トイレ・プールの改修の遅れ、②麻溝台・新磯野地区の開発で住民の意見をどう聞くか、③ごみを埋める次期最終処分場の候補地選定・安全性・費用・愛称について質問しました。市は、学校改修計画をコロナで遅れた分見直すこと、開発では住民説明会を重ねること、処分場は候補地に優先順位をつけず対話を続け、愛称募集も検討すると答えました。
質問と答え
1. 学校施設の老朽化改修
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 学校の校舎やトイレ、プールの老朽化が進み、改修計画が大幅に遅れている。子どもたちの安全な学習環境のために早急な対応と予算・人員の確保を求めた。
- 市の答え
- 市長は教育環境整備の重要性を認め、教育委員会と連携して取り組むとした。改修はコロナで遅れ3年間予定の50%にとどまり、今年度中に計画を見直す。トイレ洋式化率は62%、ドライ化率は84%。
2. 麻溝台・新磯野地区整備
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 後続地区の土地利用を住居系から工業系にする方針について、地権者や周辺住民の意見をどのように聞いていくのかを問うた。
- 市の答え
- 市長はパブリックコメントの実施や住民説明会、都市計画案への意見書提出の機会を設け、地権者や住民の意見を聞いていくと答えた。
3. 次期一般廃棄物最終処分場
環境前向きな答弁- 議員の質問
- ごみを埋める次期最終処分場の候補地選定状況、施設の安全性、整備費用の見込み、施設イメージ向上のための愛称募集について尋ねた。
- 市の答え
- 4つの候補地に優先順位はつけず説明会・見学会を重ねていると説明。整備費は候補地により60億〜150億円程度と見込む。安全対策を講じ、愛称募集などイメージアップ策も進めるとした。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
現地見学や数字(洋式化率62%、整備費60億〜150億円など)を根拠に示した点は評価できるが、学校施設への予算増額や人員配置を財源の提示なく要望しており、費用対効果の視点がやや弱い。答弁も多くが「検討」「計画見直し予定」止まりで、具体的な前進は限定的だった。
良かった点
- 現地視察(最終処分場見学など)に基づき、トイレ洋式化率62%や整備費60億〜150億円など具体的な数字を示して質問している
- ごみ処分場の愛称募集や、子ども向けに分かりやすいパンフレット作成など、市民理解を深める具体的な提案をしている
- 学校・都市開発・ごみ処理という市民生活に直結する3つのテーマを取り上げ、新人議員として幅広く問題提起している
改善できる点
- 学校施設の改修予算や人員配置の増額を求めているが、どの財源から捻出するかを示していない
- 多くの項目が「要望する」で終わり、現状把握や意見表明にとどまり、具体的な代替案の提示が少ない
- 答弁の多くが「検討する」「計画を見直す予定」といった段階で、確定的な前進の約束は少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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