一般質問2023年6月26日令和5年 6月定例会議
淵野辺駅周辺整備や健康・動物愛護を問う
萩生田 康治 議員(自由民主党相模原市議団)
まちづくり・交通子育て・教育文化・スポーツ行財政・市役所改革防災・安全医療・福祉その他
まとめ
萩生田議員は、淵野辺駅南口の公共施設複合化やJAXAとの連携、駅周辺の渋滞・物流施設対策、働き盛り世代の健康づくり、動物愛護センターの設置などについて質問した。市は、市民との対話継続や専任職員制度の拡大検討、健診受診率向上策、テニスコート改修の調査、動物愛護センターの在り方検討など、おおむね前向きな答弁を行った。
質問と答え
1. 公共施設再整備と市民意見聴取
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 淵野辺駅南口の複合施設整備に向け、今後どのように市民の意見を聞いていくか問うた。
- 市の答え
- 運営協議会やまちづくり会議との意見交換、オープンハウス開催などで市民との対話を続けると答えた。
2. 複合施設の機能づくり
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 図書館や公民館などが集まる複合施設で、どんな機能や活動スペースを持たせるべきか問うた。
- 市の答え
- 各施設の必要な機能を確保しつつ、共用部分を整理して市民活動スペースも確保する魅力ある施設を目指すと答えた。
3. JAXAと学校教育の連携
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- JAXA宇宙科学研究所と連携した宇宙教育をさらに進め、実物の機材なども教材に使うべきと提案した。
- 市の答え
- 学習指導案の周知や出前授業を行っており、JAXAの写真・機材等の教材活用も検討すると答えた。
4. 博物館プラネタリウム改修
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 令和7年度のプラネタリウム更新にあたり、JAXAとの連携や相模原らしい内容をどう作るか問うた。
- 市の答え
- はやぶさカプセル公開などこれまでの連携実績を述べ、改修後も連携を生かし感動を届けるコンテンツを充実させると答えた。
5. 専任職員制度の拡大
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 熱意とスキルのある職員を生かすため、専任職員制度をシティプロモーションなどにも広げるべきと問うた。
- 市の答え
- 職員の意向や専門性を踏まえ、専任職域のさらなる拡大を検討すると答えた。
6. 駅周辺の渋滞と生活道路の安全
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 県道や陸橋の渋滞で生活道路に車が流れ込み事故が心配されるとして、安全対策を問うた。
- 市の答え
- カーブミラーや発光鋲の設置、地域と協力したパトロールなどで安全確保に努めていると答えた。
7. 大規模物流施設の住環境対策
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 物流センター建設に伴う渋滞や安全確保について、事業者とどんな協議をしているか問うた。
- 市の答え
- 事業者が警察と出入口配置やピーク分散を協議しており、渋滞悪化を避けるようテナントにも働きかける意向だと答えた。
8. 働き盛り世代の健康づくり
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 仕事や子育てで忙しい40~50代への健康づくり支援や参加を増やす方法を問うた。
- 市の答え
- 健活チャレンジ事業や職域訪問での助言を行っており、今年度は事業者・団体も参加できる仕組みを新設すると答えた。
9. 特定健康診査の受診率向上
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 国保加入者の特定健診受診率が県平均より低いとして、改善策を問うた。
- 市の答え
- 受診率は26.4%で、休日受診やSMS勧奨に加え、かかりつけ医と連携した新たな働きかけを行うと答えた。
10. テニスコートの改修
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 横山公園のクレーコートを雨でも使える人工芝に改修し、稼働率向上と維持費削減を図るべきと提案した。
- 市の答え
- 人工芝は稼働率向上や維持管理に有用と認め、需要も大きいため必要な調査を進めると答えた。
11. 猫の一時保護施設
その他現状の説明のみ- 議員の質問
- 10月設置予定の猫一時保護施設の機能と、運用後に見込まれる課題を問うた。
- 市の答え
- 飼えなくなった猫などを収容し譲渡準備を行う機能があり、収容数超過を防ぐ普及啓発や多頭飼育対策が課題と答えた。
12. 動物愛護センターの設置
その他検討・研究する- 議員の質問
- 麻布大学との連携実績を踏まえ、相模原市ならではの動物愛護センターを設置すべきと求めた。
- 市の答え
- 麻布大学など関係団体の意見を聞きながら、官学・官民連携による本市ならではの機能や在り方を検討すると答えた。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
公民館利用率や特定健診率など具体的数値を多く示し、テニスコート改修では費用回収の視点も述べるなど根拠と提案のバランスが取れている。一方、健康づくりや動物愛護分野では財源への言及が乏しく、答弁も検討段階にとどまる項目が多い。
良かった点
- 公民館利用率(59%対市全体34%)や特定健診受診率(26.4%)など具体的な数値を示して質問の根拠とした
- テニスコート改修で初期費用と維持費削減・増益見込みという費用対効果の視点を示して建設的に提案した
- まちづくり・健康・動物愛護など市民生活に密接に関わる幅広いテーマを取り上げた
改善できる点
- 健康づくりや動物愛護センター設置の提案では、財源や予算規模への言及がほとんどなかった
- 専任職員拡大や動物愛護センターなど複数の項目で答弁が「検討する」にとどまり、具体的な実施時期の約束は得られていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え4.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
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