代表質問2023年6月7日令和5年 6月定例会議
公共施設・南市民ホール・教員性暴力等を問う
長谷川 くみ子 議員(颯爽の会)
行財政・市役所改革文化・スポーツ子育て・教育人権・市民活動
まとめ
颯爽の会の長谷川議員が、公共施設の値上げや南市民ホール存続、マイナンバーカードの不安、保育所に入れない子どもの問題、そして教員による同僚への性暴力事件への教育委員会の対応について質問した。市は多くの点で「今後検討する」と答える一方、性暴力事件については処分の見直しや公表を行わない姿勢を示した。
質問と答え
1. 公共施設使用料の値上げ
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 物価高騰の中での値上げは市民を分断しないか。社会状況に応じて見直すべきではないか。
- 市の答え
- 利用者と非利用者の公平性のため、3年ごとの定期的な見直しが必要と考えている。
2. 公共施設のエリアマネジメント
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 地域事情に合わせ、市民と行政が協働で施設の在り方を検討する場を作ってほしい。維持管理の担い手不足にも対応を。
- 市の答え
- リーディングプロジェクトで市民対話を重視しており、今後も知見を生かして対話の場を設けていく。
3. 南市民ホールの存続
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 約1万名の署名が出ている中、廃止ありきで検討を進めていないか。存続に向けた対話をしてほしい。
- 市の答え
- 市民の声を真摯に受け止めており、市長自身が早期に意見を聴く機会を設ける。
4. 南区合同庁舎の在り方検討
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 行政だけで話を進めず、市民と一緒に検討する場(市民検討会)を作るべきではないか。
- 市の答え
- 市民と一緒に検討する姿勢で進めるが、具体的な方法や時期は今後検討する。
5. マイナンバーカードの課題
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 誤登録や保険証一体化への不安が強い中、相談窓口の充実や国への要望が必要ではないか。
- 市の答え
- 誤登録の該当事例はないと回答済み。相談は複数窓口で対応しているが、国への要望は特に行っていない。
6. 保育所の待機・保留児童
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 大野南地区などで保育所に入れない子どもが多い。人口増加の見通しに対応できているのか。
- 市の答え
- 1歳児需要が想定を上回った。既存園の受入枠拡大や新規園整備(来年10月以降開始予定)で対応する。
7. 教員による性暴力事件への対応
人権・市民活動否定的な答弁- 議員の質問
- 同僚教員への性暴力で有罪確定した元教諭を懲戒処分も公表もしなかったのは問題ではないか。再検討すべき。
- 市の答え
- 考査委員会の判断は適切だったと考え、処分の再検討や事案の公表は行わない。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
署名約1万名、交付率68.5%などの数字、八王子市や東京都の処分基準など他都市比較を示し具体性は高い。市民検討会設置など提案も多い。一方で値上げ反対や施設維持を求めつつ財源への言及がなく費用対効果の視点が薄い。答弁は多くが「検討する」止まりで、教育委員会対応は否定的だった。
良かった点
- 署名約1万名や交付率・利用率などの具体的な数字、他都市(八王子市・東京都・横浜市)の事例を挙げて根拠を示している
- 南市民ホールや南区合同庁舎について、行政だけでなく市民と共に検討する「市民検討会」の設置という具体的な提案を行っている
- 教員の性暴力事件について、処分経過を条例や法律の条文に基づき丁寧に検証し、再検討を求めている
改善できる点
- 施設使用料の値上げに反対し、施設の維持管理や保育所新設などの支出増を求める一方で、財源をどう確保するかについてはほとんど触れていない
- マイナンバーカード事務の増大による自治体負担について懸念を示しているが、国への要望を具体的にどう行うべきかの提案が弱い
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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