一般質問2023年12月19日令和5年 12月定例会議
斎場・交通・ごみ処理・子育て支援を問う
山口 恒 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
医療・福祉まちづくり・交通環境子育て・教育
まとめ
山口議員は、火葬場の混雑、麻溝台・新磯野地区の開発の遅れ、グリーンスローモビリティの課題、ごみの最終処分場の延命化、子育て支援の手薄さについて質問しました。市は予約枠を年1万件に拡大する目標や、資源化委託の検討などを答えましたが、子育て支援の拡充については具体的な約束はありませんでした。
質問と答え
1. 市営斎場の予約枠拡大
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 火葬の予約が1000件以上あふれている現状を踏まえ、予約枠の拡大方法と新斎場との役割分担を問うた
- 市の答え
- 長寿命化改修で年間約1万件に拡大し、新斎場で残り約5000件を担う計画だと説明した
2. 麻溝台・新磯野地区の開発
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 事業の進捗が遅いという地域の声を背景に、北部・南部地区の今後のスケジュールと懸念点を問うた
- 市の答え
- 地権者の賛同を得た上で区画整理組合設立に向けた取組を進めると説明した
3. グリーンスローモビリティの実証運行
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 新磯地区での実証運行の利用状況と課題、他地区での高齢者向け移動支援の必要性を問うた
- 市の答え
- 利用者は延べ27人で、ボランティアドライバー不足が課題と説明し、他地区は調整中と答えた
4. 一般廃棄物最終処分場の延命化
環境検討・研究する- 議員の質問
- かさ上げ事業の進捗と、市民への周知、焼却灰の資源化委託の活用について問うた
- 市の答え
- かさ上げ工事を進めていると説明し、資源化委託は延命化に有効な手段として検討すると答えた
5. 新生児期からの子育て支援
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- こんにちは赤ちゃん事業の実績と、他市のような手厚い子育て支援策の導入を問うた
- 市の答え
- 訪問実績は4006件(94.9%)で、産後ケアなどの事業を行っており、今後も意見を聞いて施策を推進すると答えた
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
火葬需要や予約枠の数字、他市の資源化委託状況、明石市の無料化予算など具体的根拠を多く示し、タクシー券や処分場跡地のスポーツ公園活用など建設的提案もあった。一方、子育て支援では財源を示さず「予算確保」「無料化」を要望しており、費用対効果の視点が弱い。答弁も多くが検討・現状説明にとどまった。
良かった点
- 市営斎場の予約枠数(年間8,300件→1万件)や処分場のかさ上げ・資源化委託の県内実施状況(28市町村)など具体的数字を多数示した
- 八王子市の最終処分場跡地のスポーツ公園を実際に視察し、跡地利用を含めた整備を提言するなど現場に基づく建設的な提案があった
- グリーンスローモビリティについてボランティア負担軽減のための運行エリア統合案や、高齢者の移動支援としてタクシー券導入を具体的に提案した
改善できる点
- 子育て支援の項目で、明石市の例を挙げて『十分な予算を確保して』『無料化』などを求めているが、どの事業を見直すか、財源をどこから生み出すかには触れていない
- 麻溝台・新磯野地区整備について『人員の確保』を要望しているが、それに伴う費用面の考慮は示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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