一般質問2023年12月19日令和5年 12月定例会議
消防・人権・橋梁・鳥獣被害など多岐質問
岩井 大 議員(日本維新の会相模原市議団)
防災・安全人権・市民活動まちづくり・交通農林・中山間地域医療・福祉
まとめ
岩井議員は、消防団員のアンケート実施や訓練場整備、北朝鮮の人権侵害問題への取り組み、津久井湖周辺の道路や橋の安全性、野生動物による被害や熊の対応、ペットの多頭飼育問題など、たくさんのテーマを取り上げました。市は多くの項目で「検討する」「来年度から取り組む」と答え、一部は実施時期まで示しましたが、お金をどうやって確保するかについてはほとんど触れられませんでした。
質問と答え
1. 消防団員加入促進アンケート
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 消防団員の多様な事情を知るためのアンケートを、いつ実施し、結果をどう活かすか聞いた。
- 市の答え
- 来年度当初に内容を検討会議で決め、結果を次の加入促進計画に反映すると答えた。
2. 下溝訓練場の再整備
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 新しい消防訓練場で何ができるのか、消防団も使えるのか、市民が見学できるのかを聞いた。
- 市の答え
- 倒壊家屋救出訓練や燃焼実験装置などが使え、消防団も利用可能、見学の機会も設けると答えた。
3. 北朝鮮人権侵害問題への対応
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- 拉致問題解決への市長の考えと、啓発週間での市の取り組みを聞き、内容が不十分だと指摘した。
- 市の答え
- 横断幕掲出やパネル展を行ったと説明したが、議員は他都市と比べ不十分と指摘し、来年度の改善を要望した。
4. 県道515号通行止めと避難経路
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 通行止めの説明会の内容と、地元の意見への対応、災害時の避難経路の考えを聞いた。
- 市の答え
- 説明会で早期再開要望などが出たと説明。名手地区は孤立対策地区でボート避難訓練実施、三井地区は対象外だが支援すると答えた。
5. 三井大橋の維持管理
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 老朽化が進む三井大橋の点検結果と、塗装修繕の予定を聞いた。
- 市の答え
- 2018年点検では予防保全段階と判定され未修繕、今年度の点検結果を踏まえて修繕を判断すると答えた。
6. 野生鳥獣による農業被害
農林・中山間地域検討・研究する- 議員の質問
- イノシシや鹿による農作物被害の状況と、地域ぐるみの対策の普及を求めた。
- 市の答え
- 猿は捕獲が進み被害減少見込み、イノシシ・鹿は増加傾向。重点地区の取り組みを他地域にも広げると答えた。
7. ツキノワグマの出没対応
農林・中山間地域検討・研究する- 議員の質問
- 熊の目撃・捕獲件数の推移と、養蜂業者への被害対策の強化を求めた。
- 市の答え
- 目撃件数は年々増加(23→32→47件)。注意喚起やパトロールを実施、養蜂業者への補助は今後の検討課題とされた。
8. 多頭飼育崩壊とペット行政
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 猫70匹の多頭飼育崩壊の原因と、届出制度の運用開始時期、動物愛護センター整備の必要性を聞いた。
- 市の答え
- 不妊手術への不安が原因と説明。届出制度は令和7年4月運用開始予定と明言した。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
件数や年次比較などの具体的根拠を多く示し、他都市の事例にも触れた点は評価できるが、多くの要望が財源への言及なしに支出増(補助拡充、センター整備、修繕等)を求めており、費用対効果の視点が弱い。答弁は「検討」が中心で、具体的な期日が示された項目もある。
良かった点
- 熊の目撃件数や橋の点検結果、塗装回数など具体的な数字を多数示して質問している
- 他の自治体の取り組み(県庁のライトアップ等)を引用し、比較の視点を持って指摘している
- 動物愛護の届出制度運用開始時期など、具体的な答弁を引き出せている項目がある
改善できる点
- 養蜂業者への補助制度拡充や動物愛護センター整備を要望しているが、財源や既存事業の見直しについて触れていない
- 北朝鮮人権問題の啓発強化を求めているが、追加予算や人員配置の費用感について言及がない
- 多くの項目が『検討してほしい』という要望で終わり、具体的な制度設計や代替案の提示が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた