一般質問2023年12月18日令和5年 12月定例会議
保育士処遇改善・障害者福祉・人権条例を問う
今宮 ゆうき 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
子育て・教育行財政・市役所改革医療・福祉人権・市民活動
まとめ
今宮議員は、保育士の給料アップや家賃補助、障害者福祉手当の廃止、人権を守る新しい条例案について市に質問しました。市は「財政が厳しく今は難しい」「新しい制度は考えていない」などと答える場面が多く、保育士配置基準や条例の文言については国の動きやパブリックコメントの結果を見て検討する、という答えでした。
質問と答え
1. 保育士の手当拡充
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 保育士の給料が低く人手不足なので、市独自の月2万1000円の手当を松戸市並み(月4万5000~7万8000円)に増やしてほしいと求めた。
- 市の答え
- 財政面の課題があり、現段階での実施は難しいと答えた。
2. 小規模保育所の手当の不平等
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 同じ保育士資格を持つのに、小規模保育所B型で働く41人には市の手当2万1000円が出ていない不平等をなくし、年間1000万円で解消できると提案した。
- 市の答え
- A型は全員が保育士資格を持つ必要があり人材確保がより必要なため、A型のみに助成していると説明した。
3. 宿舎・家賃・奨学金の支援拡充
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 新卒者だけでなく全保育士への宿舎借り上げ支援の拡大、家賃補助制度の新設、奨学金返済支援制度の導入、送迎保育の実施を求めた。
- 市の答え
- 新卒対象は人材の定着のためで、新たな家賃補助や奨学金返済支援の導入は考えていないと答えた。
4. 保育士の配置基準見直し
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 国が示した保育士配置基準の改善(1歳児6対1→5対1等)に市はどう対応するのか質問した。
- 市の答え
- 国の表明の動向を注視して対応していくと答えた。
5. 行財政改革プランの基金活用
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 財政調整基金208億円のうち64億円しか使わない理由を問い、市民生活が厳しい今もっと基金を活用すべきではないかと述べた。
- 市の答え
- 災害など不測の事態や年度間の財源調整のため、他市並みの水準を確保する必要があると説明した。
6. 重度障害者福祉手当の廃止
医療・福祉現状の説明のみ- 議員の質問
- 約2万5000人が受給する福祉手当の廃止と医療費助成の削減による生活への影響をどう考えているか質問した。
- 市の答え
- 収入が月3000~5000円減ることを認めつつ、段階的に実施し相談支援や就労支援の拡充で生活の充実につなげたいと答えた。
7. 人権尊重のまちづくり条例案
人権・市民活動否定的な答弁- 議員の質問
- 津久井やまゆり園事件を立法事実として障害を禁止措置の対象に含めることや、人権委員会の独立性強化、声明発出の義務化を求めた。
- 市の答え
- 事件は痛ましいが条例の対象行為には当たらず立法事実とは捉えていない、人権委員会は附属機関のままとし、声明は市長の判断で発出するものとした。
質問の評価
2.8ふつう5点満点(5つの基準の平均)
保育士の手当や障害者福祉手当などで具体的な数字(松戸市の手当額、41人・年間1,000万円の試算、福祉手当対象約2.5万人等)を多く示した点は評価できるが、財源をどこから出すかを示さずに支出拡大を求める項目が複数あり、提案の多くも「要望」止まりだった。答弁も「財政面で困難」「考えていない」「国の動向を注視」が中心で、前向きな約束は少ない。
良かった点
- 松戸市の保育士手当や家賃補助額など他市の具体的な制度を比較の根拠として示した
- 小規模保育B型施設の対象者数(41人)や必要額(年間約1000万円)など現場の声に基づく具体的な試算を提示した
- 障害者福祉手当廃止について当事者への聞き取りをもとに生活への影響を具体的に指摘した
改善できる点
- 保育士の手当拡充や家賃補助、奨学金返済支援など、財源を示さずに支出拡大を求める項目が複数あった
- 多くの項目が「導入してほしい」「改善してほしい」という要望で終わり、市の財政状況を踏まえた代替案や優先順位の提案が少なかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた