一般質問2024年3月15日令和6年 3月定例会議
窓口・広報・施設予約や入札、教員確保を問う
行財政・市役所改革文化・スポーツ防災・安全子育て・教育
まとめ
田崎議員は、区役所などの窓口サービス、市の広報のやり方、公共施設の予約システム、指定管理者制度、工事入札の見積期間、災害への財政備え、教員の確保や働き方について質問しました。市は窓口のデジタル化やキャッシュレス化は進めるとしましたが、広報の一元化や予約システムの統合、入札期間の見直し、学校徴収金の公会計化などは「検討する」「国の動向を見る」という答弁が多く、具体的な改善の約束は少なかったです。
質問と答え
1. 窓口のDX化とカード統合
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- あちこちの窓口を回る負担を減らす総合窓口や、デジタル化・キャッシュレス化を進めるべきと提案。マイナンバーカードとさがみはらカードが窓口で使い分けが必要な不便さも指摘した。
- 市の答え
- 区役所などで総合的な手続を行っており、電子申請やキャッシュレス端末を24か所に増やした。カードの統合は仕様の違いがあり、国の状況を見て検討する。
2. 広報の一元化
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 市民向けの広報が後回しになりがちだと指摘し、各部署がばらばらに広報している縦割りをやめ、専門部署に一元化すべきと提案した。
- 市の答え
- 世論調査などで市民ニーズを把握し戦略的に発信している。ホームページは広聴広報課が管理するが、SNSなどは各課も独自に行っている。
3. 公共施設予約システムの統合
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- スポーツ施設や文化施設の予約システムが施設ごとに違い、横断検索ができず不便だとして、一元化を求めた。
- 市の答え
- 施設ごとにシステムが異なり横断検索ができないという課題は認識している。予約システムの在り方を検討していきたい。
4. 指定管理者制度の競争性
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 応募事業者が少なく競争が働いていない施設が多いと指摘し、選定スケジュールが遅いことが一因ではないかとして前倒しを求めた。
- 市の答え
- 競争性の確保は課題であり、職員研修や市場調査の見直しに取り組んでいる。規模による選定スケジュールの違いはないと説明した。
5. 工事入札の見積期間
行財政・市役所改革否定的な答弁- 議員の質問
- 工事入札の見積期間(10日以上)が短すぎるという事業者の声を紹介し、1か月程度への延長を求めた。
- 市の答え
- 現時点で短いという要望は受けておらず、他都市も同様の期間であり適切だとした。延長すると価格のずれなどのリスクが高まるとも説明した。
6. 災害時の財政的備え
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 能登半島地震を踏まえ、災害時に多額の財源が必要になることへの財政的な備えについて考えを問うた。
- 市の答え
- 災害復旧費や予備費、国の補助金や市債で対応する。財政調整基金は他都市の水準を参考にした額で十分確保できていると説明した。
7. 教員確保と学校事務の効率化
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 優秀な教員を確保するため、採用試験の倍率や初任給の状況、給食費以外の学校徴収金の公会計化、校務のデジタル化の進み具合を尋ねた。
- 市の答え
- 小学校の採用倍率は低めで課題がある。初任給は月8千円増。学校徴収金の公会計化は課題が多く他市事例を研究中。校務はクラウド活用を進めている。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
窓口のカード統合やSネットの沿革など具体例を挙げ、広報の一元化や指定管理スケジュールの前倒しなど建設的な提案も示した。一方、広報予算の増額を求めた際の財源は示されず、答弁も多くが「検討する」「国の動向を見る」止まりで、具体的な成果には至らなかった。
良かった点
- さがみはらカードの不便さやSネットの導入経緯など具体的な事例を挙げて問題を分かりやすく示した
- 広報の一元化や指定管理者選定スケジュールの前倒しなど、複数の具体的な改善案を提示した
- 窓口・公共施設予約・入札・教員確保など、市民の暮らしに関わる幅広いテーマを取り上げた
改善できる点
- 広報予算が「全然足りていない」として増額を求めながら、財源をどこから確保するかは示していない
- 入札見積期間の延長を求めたが、延長によって生じるコストやリスクへの対応策までは示していない
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」「国の動向を見る」にとどまり、具体的な約束を引き出せていない
- 具体性・根拠3.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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