一般質問2024年3月14日令和6年 3月定例会議
児童クラブ・保育・教員不足を問う
羽生田 学 議員(無所属)
子育て・教育行財政・市役所改革文化・スポーツ
まとめ
羽生田議員は、児童クラブでの子供対応の差や民間委託、休日一時保育での保育士確保と子供への負担、こども誰でも通園事業、教員の欠員・未配置、学級担任の負担軽減、休日部活動の地域移行、学力テスト対策について質問しました。市は研修の充実や年度途中の正規教員採用の検討、部活動の地域移行を審議会で検討することなどを答えましたが、多くは検討・研究段階にとどまりました。
質問と答え
1. 児童クラブ職員の対応差
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 児童クラブごとに支援員・補助員の子供への関わり方に差があり、トラブル対応がうまくいかない場所がある。支援員と補助員の違いを明確にし、保護者の希望に応じて対応してほしいと求めた。
- 市の答え
- 市は支援員と補助員を区別せず、相談内容に応じて支援員が対応すると説明。研修に参加できる職員を増やす方向で検討すると答えた。
2. 児童クラブの民間委託
行財政・市役所改革検討・研究する- 議員の質問
- 児童クラブの課題解決を民間に丸投げせず、市が学校などと連携して責任を持って解決すべきだと求めた。
- 市の答え
- 民間事業者への調査結果を参考に、民営化を含めた運営方法全般について検討していくと答えた。
3. 休日一時保育の人材と子供への配慮
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 休日一時保育の保育士確保状況、子供への負担、保育士の負担感の把握、さらなる処遇改善について質問した。
- 市の答え
- 保育士は新規採用などで確保、配置状況は報告で確認、現場の声も意見交換で把握する。処遇改善は国への要請を続けると答えた。
4. こども誰でも通園事業
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 国の新事業の仕組みや、観光などで訪れた市外の子供を急に預かることになるのか質問した。
- 市の答え
- 来年度の試行事業では市外の子供の利用は想定していないと説明した。
5. 教員の欠員・未配置対応
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 教員の欠員・未配置の現状を明らかにし、年度途中でも正規教員を雇って対応できないか求めた。
- 市の答え
- 小学校28校35人、中学校5校5人の欠員があることを説明し、市外正規教員らを対象にした年度途中採用試験の実施を検討すると答えた。
6. 学級担任の負担軽減
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 担任の欠員が相次ぐ中、教科担任制の拡充や新任教員を副担任とする制度など、担任の負担を減らす取組を求めた。
- 市の答え
- 支援教育支援員やスクールサポートスタッフの配置、教科担任制の拡充(11校14人)など既存の取組を説明した。
7. 休日部活動の地域移行
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 奈良県や福井市のように休日部活動を廃止する方針を示せないか、国の改革期間に合わせられるか質問した。
- 市の答え
- 部活動地域移行審議会で検討し、令和7年度を目途に市の方針を示すと答えた。
8. 学力テスト対策としての学びの調査
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 小学3年生にも拡大される「学びの調査」が、学力テストの点数向上だけを目的にしていないか認識を質問した。
- 市の答え
- 学習状況を詳細に把握し一人一人への指導改善に役立てるためで、点数を上げることが目的ではないと説明した。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
欠員数や教科担任配置数など具体的データを引き出し、他都市事例も挙げて論点を示した点は評価できる。一方で保育士の処遇改善や正規教員増員など支出が増える要望が多く、財源への言及はほとんどなく、答弁も検討・研究にとどまる項目が目立った。
良かった点
- 奈良県・福井市・山形県など他都市の具体的な事例を挙げて市の対応を比較している
- 欠員数や常勤代替教諭の登録者数、教科担任の配置数など具体的な数字を答弁から引き出している
- 児童クラブや保育の現場、子供の心身への影響など利用者目線での質問をしている
改善できる点
- 保育士のさらなる処遇改善や年度途中の正規教員増員、教科担任制拡充など支出が増える要望が多いが、財源をどう確保するかについての言及がない
- 多くの項目で「要望する」「求める」で終わっており、具体的な代替案の提示まで至っていない項目が目立つ
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた