一般質問2024年3月14日令和6年 3月定例会議
防災備蓄・空き家・バスケ振興・鳥獣被害など多岐にわたる質問
防災・安全まちづくり・交通文化・スポーツ環境
まとめ
能登半島地震を受けた防災備蓄のあり方、所有者不明の土地・空き家に関する民法改正の活用方法、バスケットボール振興と学校体育器具の修繕、ハクビシンなど都市部の鳥獣被害対策について質問。市は備蓄計画の策定方針や財産管理制度の活用、体育器具の順次修繕、鳥獣対策の検討などを答えた。
質問と答え
1. 防災備蓄品と自助の推進
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 能登半島地震を踏まえ、家庭内備蓄の普及啓発を強化すべきこと、また市の備蓄計画を公表し市民の参考にすべきと提案した
- 市の答え
- 広報で備蓄や感震ブレーカーなどを啓発したほか、令和6年度のアセスメント調査を踏まえて備蓄品目や数量を定めた備蓄計画を策定し周知していくと答えた
2. 所有者不明の私道・空き家への対応
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 民法改正により所有者不明の私道へのライフライン整備や越境した枝の剪定、所有者不明空き家への対応がどう変わったか、具体的な手続と活用方針を尋ねた
- 市の答え
- 裁判所への申立てや管理人選任を経れば整備や剪定が可能になったと説明し、市としても所有者不明の特定空家等について財産管理制度の活用を図っていくと答えた
3. バスケットボール振興と学校体育器具
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- バスケットボール人気の高まりを踏まえた機運醸成やプレー場所の確保、学校のつり下げ式バスケットゴールの故障・修繕状況について尋ねた
- 市の答え
- 公園へのゴール増設や地元チームとの連携で機運醸成を図るとし、故障校は小学校18校・中学校6校あり、谷口台小学校は交換を検討、他校も順次修繕していくと答えた
4. 都市部のハクビシンなど鳥獣被害対策
環境検討・研究する- 議員の質問
- 増加するハクビシンの相談件数・被害内容、ペットや人への被害事例を示し、さらなる対策強化の必要性を問うた
- 市の答え
- 相談件数・捕獲頭数は増加傾向にあり、わな設置などの対策を行っているとした上で、専門家の意見を踏まえ生態に応じた効果的な対策を今後検討すると答えた
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
能登半島地震や他都市事例、相談件数・捕獲頭数・故障校数など具体的な根拠を多数示した点は評価できる。一方で答弁の多くが「検討」「周知」止まりで確約は限定的。備蓄品整備や体育器具修繕など支出を伴う要望に対し、財源や優先順位への言及がほとんどない点が見られた。
良かった点
- 能登半島地震、笹川スポーツ財団調査、相談件数・捕獲頭数の推移など具体的な数値を多数挙げて質問を構成している
- 川崎市の備蓄計画や東京都日野市の財産管理制度活用事例など他自治体の事例を引いて提案している
- 防災・空き家・スポーツ・鳥獣被害と、市民生活に直結する幅広いテーマを取り上げている
改善できる点
- 学校体育器具(バスケットゴール)の交換要望で「それなりの費用がかかること」に触れてはいるが、財源をどこから確保するかの具体案は示されていない
- 備蓄計画の策定や空き家対策の強化を求める項目で、必要な予算や財源の考え方への言及がほとんどない
- 多くの項目が市の現状説明や「検討する」との答弁に対し、さらに踏み込んだ具体的な代替案の提示までは至っていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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