一般質問2026年6月26日令和8年 6月定例会議
空き家対策・宇宙のまち・図書館の未来像を問う
保々 富美子 議員(公明党相模原市議団)
防災・安全文化・スポーツ子育て・教育医療・福祉
まとめ
保々議員は、空き家対策の造園業者との協定、宇宙のまち相模原の発信・教育活用、図書館の再整備や高齢者・学習支援について質問しました。市は協定による迅速対応や中央図書館としての司令塔機能、JAXAと博物館を組み合わせた校外学習などに前向きな姿勢を示しましたが、駐車場無料化などの要望には財源面の課題を理由に慎重な回答もありました。
質問と答え
1. 空き家対策の造園協定
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 造園協同組合との協定で空き家の樹木剪定や蜂の巣駆除がどう改善され、相談窓口がどう周知されるか、相談件数などのフォローアップをするか質問した。
- 市の答え
- 専門技術で迅速対応が可能になり適切管理につながる。ホームページやSNSで周知し、組合と定期的に情報共有して効果を把握すると答えた。
2. 宇宙のまちの発信強化
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 宇宙関連資源をまちのブランドづくりに生かすため、封筒やホームページなど日常のデザインに宇宙を取り入れること、JAXA応援団の活用状況を質問した。
- 市の答え
- 駅周辺の装飾などに活用しており今後も魅力発信を続ける、JAXA応援団は個人約5100人、団体約170が登録していると答えた。
3. 宇宙を生かした校外学習
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- JAXA相模原キャンパスと市立博物館を組み合わせた校外学習をさらに広げられないか質問した。
- 市の答え
- 一部の学校で既に組み合わせた見学を行っており、教員研修を通じて宇宙教育の充実を図っていくと答えた。
4. 市立図書館再整備と中央図書館の役割
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 複合施設整備の調整体制や、中央図書館としてどのような価値を目指すのか、宇宙を感じるデザインや市民参加の仕組みを取り入れられないか質問した。
- 市の答え
- 市長公室が全体を統括し、中央図書館は司令塔として各館を支援する。デザインは事業者提案に委ね、市民意見を取り入れる方向で取り組むと答えた。
5. 高齢者・視覚障害者への図書館サービス
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 高齢者が安心して過ごせる居場所づくりや、視覚障害者情報センターの周知・機器整備をどう進めるか質問した。
- 市の答え
- 拡大鏡設置や講座実施を続けるほか、センターの周知方法を関係団体と意見交換し、新たな機器の情報収集を行うと答えた。
6. 学校図書館との連携見直し
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 15年経過し利用校が減っている学校支援図書セットなど、学校図書館との連携を現場ニーズに合わせて見直すべきと質問した。
- 市の答え
- これまでPR不足で活用が進んでいなかったとし、今後は教職員への情報提供を強化し、次期計画策定時に連携強化策を検討すると答えた。
7. 図書館DXと司書育成
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 図書館のデジタル化が進む中で、司書の専門性強化と育成体制をどう進めるか質問した。
- 市の答え
- 図書館システムの更新を検討中であり、司書職の人材育成方針を策定し体系的な育成・確保に取り組むと答えた。
8. 相模大野図書館の子育て環境と駐車場
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- こどもの本フロアでの子育て支援部局との連携強化と、有料駐車場が子育て世帯の利用をためらわせている現状の改善を質問した。
- 市の答え
- 集会室を子育て広場の出張場所として活用するなど連携を進める一方、駐車場無料化は他利用者との公平性の観点から課題があるとした。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
JAXA応援団登録数や封筒使用枚数など具体的データ、武蔵野プレイス等の他市事例を交え、空き家・宇宙・図書館の3分野で多数の建設的提案を示した点は評価できる。一方、駐車場無料化や機器整備など支出を伴う要望で財源への言及がほとんどなく、答弁も「検討」「努める」が中心で具体的な約束は限定的だった。
良かった点
- JAXA応援団登録者数(約5100人)や封筒使用枚数(28万2600枚)など具体的な数字を基に質問を構成している
- 武蔵野プレイスなど他市の先進事例を引用しつつ、デザイン活用や市民参加によるロゴ検討など具体的な提案を複数示している
- 空き家対策、図書館、宇宙教育という3分野で市民生活や子育て世帯の現場の声(蜂の巣、駐車場有料化への不満など)を踏まえた質問をしている
改善できる点
- 相模大野・橋本図書館の駐車場無料化や拡大読書器の機器整備などを求める一方、その財源や既存事業の見直しについては触れておらず、費用対効果の視点が弱い
- 宇宙デザインの封筒・ホームページ・切手・ナンバープレートなど多数の要望を列挙しているが、それぞれの導入コストや優先順位についての言及がない
- 論点が空き家・宇宙・図書館の3大テーマにわたり再質問も多岐にわたったため、個々の答弁が「検討する」「努める」という表現にとどまりやすい構成になっている
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた