一般質問2024年6月27日令和6年 6月定例会議
救急体制や熱中症・観光・詐欺対策を問う
西家 克己 議員(公明党相模原市議団)
医療・福祉防災・安全経済・産業その他
まとめ
西家議員は、増え続ける救急出場への対応として#7119相談窓口の導入や救急隊タブレットの活用、住宅街の速度制限見直し、熱中症対策とクールシェア、外国人観光客の誘致、新NISAの広報、SNS投資詐欺への注意喚起など幅広いテーマを質問した。市はほとんどの項目で検討を進めると答え、クールシェアの拡充など一部は具体的に前進したが、展望室への冷暖房設置などは構造上難しいと答えた。
質問と答え
1. #7119ダイヤルの導入
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 救急車を呼ぶか迷ったときに電話相談できる「#7119」をいつ始めるのか、県とどう連携するのか質問した。
- 市の答え
- 市長は県や医療関係団体と調整を進めており、運用開始に合わせて市民に周知していくと答えた。
2. 救急隊タブレットとマイナンバー
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 救急隊の新タブレットでマイナンバーカードから医療情報を読み取る仕組みを早期に使うべきと提案し、カード携行の啓発も求めた。
- 市の答え
- 市長は医療情報活用を検討しており、運用開始に合わせカードの有用性を周知すると答えた。
3. 医療機関と患者情報の共有
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 救急搬送中の患者情報をタブレットで医療機関に伝え搬送時間を短縮する他市の仕組みを導入すべきと聞いた。
- 市の答え
- 市長は北里大学病院等と映像伝送の実証実験を行い、結果を踏まえて本市に合うシステムを検討すると答えた。
4. 生活道路の速度制限見直し
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 住宅街の細い道路の法定速度が60kmから30kmに下がる国の方針で、市内の対象道路の規模とドライバーへの周知方法を質問した。
- 市の答え
- 市道の約1420キロが対象になる見込みで、警察に適切な周知を働きかけると答えた。
5. 熱中症アラートとクールシェア
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 新しい熱中症特別警戒アラートの周知やクーリングシェルターの確保、クールシェアの拡充、企業広告付きうちわの復活などコストを抑えた工夫を質問した。
- 市の答え
- 市は7月から民間2社をクーリングシェルターに指定し、クールシェアは137施設で期間を1か月延長、啓発物品も検討すると答えた。
6. インバウンド観光の誘致
経済・産業現状の説明のみ- 議員の質問
- 東京や横浜に集中する外国人観光客を本市に呼び込むための本格的な施策を聞いた。
- 市の答え
- 市長は近隣市と連携した情報発信や県と連携したコンテンツ開発を進めていると答えた。
7. 外国人宿泊客とオーバーツーリズム
経済・産業現状の説明のみ- 議員の質問
- 市内の外国人宿泊客数の実態と増加への取組、混雑などの観光公害への対策を聞いた。
- 市の答え
- 宿泊客は令和4年の約5400人から令和5年は約1万人に増え、現時点で悪影響は出ていないが配慮しながら誘客を進めると答えた。
8. 市役所展望室の活用
その他否定的な答弁- 議員の質問
- 市役所最上階の展望室の利用状況や冷暖房・バリアフリー整備、シティプロモーションとしての活用方法を聞いた。
- 市の答え
- 市は構造上、冷暖房設備や昇降機の設置は難しいとしたが、パネル設置などSNSで発信してもらえる工夫を進めると答えた。
9. 新NISAの周知広報
経済・産業前向きな答弁- 議員の質問
- 話題の新NISAについて、年代に応じたわかりやすい周知広報を行うべきと提案した。
- 市の答え
- 市民局長は若者と高齢者で情報入手手段が違うことを踏まえ、情報紙やメールマガジンなど様々な方法で周知すると答えた。
10. SNS型投資詐欺の対策
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- SNSを使った投資詐欺の被害が急増する中、注意喚起をどう強化するか質問した。
- 市の答え
- 県内の被害は1年で件数9倍、被害額14倍に急増しているとし、ホームページやSNS、セミナー、街頭キャンペーンで注意を呼びかけると答えた。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
救急体制や観光誘致、熱中症対策、詐欺防止など幅広いテーマで、具体的な数字や他都市の事例を交えて質問した。クールシェアの企業協賛案など費用を抑えた提案も一部見られたが、多くの項目が「検討する」止まりの答弁で、費用や財源への言及は限定的だった。
良かった点
- 救急出場件数や宿泊客数、詐欺被害額などの具体的な数字、北九州市や平塚市など他都市の事例を多数示しながら質問している
- クールシェアの企業広告付きうちわの復活など、市の予算をかけずに実施できる工夫を提案している
- 救急医療、防災、観光、金融教育、詐欺防止など市民の暮らしに幅広く関わるテーマを取り上げている
改善できる点
- 展望室への冷暖房設備や昇降機の設置を求めた際、費用や財源についての具体的な検討は示されなかった
- 多くの項目で答弁が「検討する」段階にとどまり、具体的な実施時期などの約束は少なかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた