一般質問2024年6月26日令和6年 6月定例会議
子どもの権利・土地利用・福祉要望対応を問う
大八木 聡 議員(自由民主党相模原市議団)
子育て・教育まちづくり・交通医療・福祉行財政・市役所改革
まとめ
大八木議員は、子どもの権利を守るための職員研修や子ども向けの取組、産業用地の確保など市の土地利用の進め方、そして障害福祉事業所協会からの要望が決まりどおりに処理されず、市長への報告記録も残っていなかった問題を取り上げた。市は研修の充実やパンフレット作成、産業用地確保の検討を約束し、要望処理に誤りがあったことを認めて再発防止に取り組むと答えた。
質問と答え
1. 子どもの権利擁護
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- こども基本法を踏まえ、職員や教職員への研修、子ども自身が権利を身につける取組、相談時の連携体制、意見表明等支援員制度の検討状況、人権条例の子どもへの周知について質問した。
- 市の答え
- 研修は今後計画的に実施し、教育現場では道徳等で指導、意見表明等支援員は他市事例を参考に検討中、人権条例のパンフレットは年内完成予定と答えた。
2. 産業用地確保と土地利用
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 産業用地の充足状況や確保策、都市計画提案制度の事前相談体制、地域未来投資促進法の活用、まちづくり人材の確保について、他都市事例も挙げて質問した。
- 市の答え
- 産業用地が少ないことは認識しているが需要や充足率は把握しておらず、都市計画提案制度の事前相談体制や各法制度の活用は今後検討すると答えた。
3. 声を上げにくい当事者の意見聴取
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 福祉施策の転換にあたり、声を上げづらい障害当事者や家族の本音をどのように聴いているか、具体的な配慮や工夫について質問した。
- 市の答え
- 団体との意見交換で一定程度意見を聞いており、今後はアンケートなど個人からの意見聴取にも取り組むと答えた。
4. 団体要望への回答処理の不備
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 障害福祉事業所協会からの要望が、本来市長決裁を要する内容にもかかわらず課長決裁で処理され、広聴広報課を通さず、市長懇談会の要望も秘書課に相談されず1年近く放置された理由と、市民への信頼構築について質問した。
- 市の答え
- 事務処理に誤りがあったことを認め、懇談会開催の調整を進めるとともに、広聴広報課への情報共有の仕組みを構築し、再発防止に取り組むと答えた。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
法令や他都市事例を根拠に具体的な質問を展開し、要望処理の不備を的確に追及して改善の約束を引き出した点は評価できる一方、新規施策にかかる財源への言及が乏しく、答弁の多くも検討段階にとどまっている。
良かった点
- 法令や他都市の事例(横浜市の事前相談体制など)を具体的に示しながら質問を組み立てている
- 要望処理の問題点を5つの論点に整理し、答弁漏れのないよう丁寧に追及して市の不備を明確にした
- 批判だけでなく、AIを使った市民の声の分析や情報共有の仕組み構築など具体的な改善策を提案している
改善できる点
- 意見表明等支援員制度やパンフレット作成、研修充実など新たな取組にかかる財源や費用対効果への言及がない
- 産業用地確保策について、財源確保や既存事業の見直しとの関係が示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
- 市民への関わり4.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた