一般質問2024年6月25日令和6年 6月定例会議
性的マイノリティー施策から学校トイレまで幅広く質問
今宮 ゆうき 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
人権・市民活動子育て・教育まちづくり・交通環境
まとめ
今宮議員は、同性パートナーの住民票の書き方、学童保育の補助金、橋本駅周辺の道路整備、PFAS(有機フッ素化合物)汚染対策、学校の給食時間やトイレの汚れなど、多くのテーマについて市の考えや対応を質問しました。市はPFAS調査の拡大やトイレの臨時清掃など一部で前向きな対応を示しましたが、多くは「検討する」「国の動向を見る」という答えにとどまりました。
質問と答え
1. 同性パートナーの住民票表記
人権・市民活動現状の説明のみ- 議員の質問
- 長崎県大村市などの事例を挙げ、同性パートナーの住民票の続柄欄に「夫(未届)」などと書けるようにすべきだと求めた。
- 市の答え
- 住民基本台帳の事務は法令に基づく必要があり、総務大臣が検討すると発言したことから国の動きを見ていくと答えた。
2. ファミリーシップ制度の導入
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 同居する子どもも家族として認めるファミリーシップ制度を導入すべきだと、前年に続き再度求めた。
- 市の答え
- 自治体によって制度の内容に違いがあるため、先行事例の影響や効果を引き続き調査・研究すると答えた。
3. 民間学童保育への補助金拡充
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 民間の学童保育の運営費・送迎費の補助金を、市の低い基準から国の基準に引き上げるよう、早期実施を求めた。費用は2000〜3000万円程度と試算を示したが、財源の見直し先は示さなかった。
- 市の答え
- 国の基準に合わせることを検討中で、実施時期も含めて検討していると答えた。
4. リニア延期と橋本駅周辺整備
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- リニア中央新幹線の開業延期が、橋本駅南口のまちづくりや京王線の移設にどう影響するか尋ね、事業の見直しを求めた。
- 市の答え
- 開業延期による大きな影響は今のところないとし、京王線移設は事業者である京王電鉄と費用負担などを協議中と答えた。
5. 大西大通り線の整備と住民合意
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 約100世帯が立ち退きを求められる道路整備について、事業認可が遅れる理由や住民合意の状況、渋滞の懸念を尋ね、事業認可をしないよう求めた。
- 市の答え
- 地権者への丁寧な説明を続けており、第1工区は令和14年度末完成を予定、交差点の混雑には今後の協議で対応すると答えた。
6. PFAS(有機フッ素化合物)汚染対策
環境検討・研究する- 議員の質問
- 市内事業者からの高濃度PFAS検出を受け、事業者の責任、情報公開での黒塗り部分の理由、独自調査の範囲拡大、住民の血中濃度検査や事業者の住民説明会実施を求めた。
- 市の答え
- 情報公開は条例に基づく判断で事業者の意見聴取済み、調査範囲は半径500メートルを目安に拡大する方針。血中濃度検査は国の基準がないため実施しないと答えた。
7. 学校給食の喫食時間
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 自ら給食を試食し10分程度しかなかった経験などを示し、児童生徒の実際の喫食時間を把握し、短い場合は延長すべきだと求めた。
- 市の答え
- 学級ごとの実際の喫食時間は把握していないが、学校ごとの昼食時間は把握しており、児童生徒の状況に応じて学校と共に時間確保に取り組むと答えた。
8. 学校トイレの洋式化と清掃
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 洋式トイレの行列や、便座・屋外トイレの著しい汚れの写真を示し、洋式化の加速、実態調査、清掃体制の強化、整備計画の策定を求めた。
- 市の答え
- トイレ使用についての調査は予定していないが、特に汚れが目立つ場所は専門業者による臨時清掃を実施するなど対応すると答え、洋式化は計画的に進めるとした。
質問の評価
3.0ふつう5点満点(5つの基準の平均)
給食時間の自己計測や写真、他都市事例など具体的根拠は豊富だが、多くの項目で財源や代替案を示さず実施要求にとどまった。PFAS調査拡大やトイレ臨時清掃など一部で具体的対応を引き出した一方、大半は「検討・研究」「国の動向注視」という答弁で終わっている。
良かった点
- 自ら給食を試食して喫食時間を計測したり、トイレの汚れを写真で示すなど、現場に基づく具体的な根拠を提示した
- 大村市・鹿沼市・羽村市など他自治体の事例を参考に提案を行った
- 再質問を重ねて、PFAS調査範囲の拡大や学校トイレの臨時清掃実施など、具体的な対応を一部引き出した
改善できる点
- 民間学童保育の運営費補助金について、2000〜3000万円程度かかるとの試算を示したが、どの財源を見直して充てるかには触れていない
- 多くの項目で現状の確認や実施要求にとどまり、具体的な代替案や段階的な進め方の提案が少ない
- 血中濃度検査や住民説明会の実施など、費用や実効性の裏付けを示さずに要望する項目が複数あった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見2.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた