一般質問2024年6月25日令和6年 6月定例会議
子育て・高齢者支援と市民サービス改善を問う質問
保々 富美子 議員(公明党相模原市議団)
子育て・教育医療・福祉まちづくり・交通防災・安全行財政・市役所改革
まとめ
保々議員は、保育所のおむつ処分支援の進み具合、高齢者の熱中症・孤独死対策、植栽帯や蜂の巣駆除、市ホームページの使いやすさなどを質問。市は、おむつ処分の実施率が85%に上がったことや救急体制の強化、ホームページ改善などを答えましたが、蜂の巣駆除の助成は行わない方針を示しました。
質問と答え
1. 保育所のおむつ処分支援
子育て・教育前向きな答弁- 議員の質問
- 私立保育施設での使用済み紙おむつの処分がどれくらい進んでいるか、補助制度導入後の状況と未実施施設の今後の見込みを尋ねた。
- 市の答え
- 184施設中157施設(85%)が処分を実施。残り27施設のうち2施設が実施予定、9施設が検討中と回答した。
2. 要支援児童への相談支援体制
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 国が想定する専門スタッフ(地域連携推進員)を市が配置しているか、保育所からの虐待等の相談にどう対応しているかを尋ねた。
- 市の答え
- 推進員そのものは配置していないが、各区の子育て支援センターと児童相談所が相談対応や関係機関連携、ケース会議を行っていると説明した。
3. 高齢者の熱中症・救急体制
医療・福祉前向きな答弁- 議員の質問
- 夏場の救急出場増加に備えた体制、熱中症による高齢者搬送の状況、携帯用の救急情報カードの周知・配布方法の改善を求めた。
- 市の答え
- 救急救命士を乗せた消防隊を2隊から3隊に増強。昨年の熱中症搬送者の約半数(176人)が高齢者だった。安心カードは周知を強化し、配布方法を関係部署と調整すると答えた。
4. 独り暮らし高齢者の熱中症予防とエアコン管理
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 声かけや啓発だけで十分か、エアコンの点検・整備を積極的に勧める取組が必要ではないかと問うた。
- 市の答え
- 地域包括支援センター職員や民生委員が訪問時に声かけし、職員向けに新たな専門講座を実施する。エアコン管理は訪問時に周知徹底すると答えた。
5. 身寄りのない高齢者の終活支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 引取手のない遺骨の管理状況と件数推移、みまもりエンディングサポート事業の登録が少ない理由、終活支援を強化する考えを尋ねた。
- 市の答え
- 引取手のない遺骨は令和元年119柱から5年度214柱に増加。サポート事業の相談は28件で今後増加見込みとし、分野横断で連携を強化すると述べた。
6. 植栽帯の管理
まちづくり・交通前向きな答弁- 議員の質問
- 繁茂した枝や雑草が自転車の通行の妨げになっているとして、植栽帯の管理状況の改善を求めた。
- 市の答え
- 原則年1回の剪定に加え、要望の多い路線は予算を1.2倍にして年2回の除草を目指すと答えた。
7. 蜂の巣駆除の助成
防災・安全否定的な答弁- 議員の質問
- 危険なスズメバチの巣駆除について費用の一部助成を求め、過去の事業廃止の理由や所有者不明時の対応を尋ねた。
- 市の答え
- 公平性の課題から平成29年度に市の事業として廃止した経緯を説明し、所有者不明や緊急時は市が対応するが、助成制度を設ける予定はないと答えた。
8. 市ホームページの情報提供改善
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- マイナンバーカードの土日窓口情報の分かりやすさ、水回りトラブルの相談件数、下水道修理業者の検索しやすさの改善を求めた。
- 市の答え
- マイナンバー情報は見出しやリンクを工夫すると回答。水回り相談は令和4年度43件、5年度56件。指定下水道工事店一覧には検索ワードを増やすなど改善すると答えた。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
おむつ実施率85%、熱中症搬送176人、相談件数43→56件、遺骨119→214柱など具体的数字や町田・座間・大和・横浜・神戸・県内自治体の例を多数示し、安心カード配布方法やサブスク導入など建設的提案も豊富だった。一方、蜂の巣駆除助成、おむつサブスク補助、植栽帯全路線の年2回除草予算確保など、財源を示さずに支出拡大を求める項目が複数あり、費用対効果の説明は弱い。答弁は救急体制強化や予算増額など前向きなものが多いが、一部は検討・研究にとどまった。
良かった点
- おむつ処分実施率85%、熱中症搬送176人、遺骨214柱など具体的な数字を多数引き出している
- 町田・座間・大和・横浜市のおむつサブスク、神戸市の水回り窓口、県内自治体の蜂の巣駆除事例など他都市比較を根拠に質問している
- 安心カードの配布方法見直しやホームページの検索ワード追加など、具体的で実現しやすい改善案を提示している
改善できる点
- 蜂の巣駆除の費用助成を求める際、財源や対象範囲の絞り方など費用対効果の説明がなかった
- おむつのサブスク費用補助を要望したが、財源確保の考え方が示されていない
- 植栽帯の全路線で年2回除草を求める際、追加予算の財源について言及がなかった
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた