代表質問2024年6月6日令和6年 6月定例会議
防災・基地・子育てなど多分野を問う代表質問
大沢 洋子 議員(立憲民主党)
子育て・教育防災・安全まちづくり・交通行財政・市役所改革医療・福祉
まとめ
立憲民主党の大沢議員が、学校体育館の空調、災害対策、基地問題、下水道、高齢者・子育て支援、不登校対策など幅広いテーマで市の方針を質問。市は多くの項目で「検討・研究する」と答え、具体的な実施時期や予算の約束は少なかった。
質問と答え
1. 学校体育館の空調利用手順
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 空調使用料をスマホ決済で支払えるようにしてはどうか。
- 市の答え
- 利用団体の意見を聞きながら必要に応じて見直しを検討する。
2. 災害時協力井戸の水質検査
防災・安全否定的な答弁- 議員の質問
- 発がん性が疑われるPFASも含めた水質検査をすべきではないか。
- 市の答え
- 生活用水としての利用なので精密検査は不要で、色や濁りの簡易検査のみ行う。
3. 避難所の栄養・衛生対策
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 炊き出しボランティアとの事前協定など、栄養ある食事提供の備えが必要ではないか。
- 市の答え
- 有効な手段だが、提供場所の確保や衛生管理、費用負担の課題があるとした。
4. 相模総合補給廠の土地利用計画
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 重要土地等調査法の影響で策定が遅れるのではないか、遅れた場合の周知はどうするか。
- 市の答え
- 民間事業者からの提案調整に時間がかかり策定は来年夏頃となる、検討過程も含め速やかに示す。
5. 補給廠の移転による返還促進
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 他都市の基地移転・返還事例を参考に、補給廠を市内の別の場所へ移転させて返還を進められないか。
- 市の答え
- 移転には同規模用地の確保や地元理解など多くの課題があり、基地機能強化につながらないよう注視する。
6. 下水道施設の維持管理
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- 老朽化が進む下水道管路の維持管理に、AIなど先進技術や民間活力を活用すべきではないか。
- 市の答え
- AI等の先端技術導入は有効な手段と考え、包括的民間委託の検討の中で他自治体事例も参考にする。
7. 高齢者のごみ出し支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 独居高齢者らの戸別ごみ収集について、担当課が連携して早急に対策を進めるべきではないか。
- 市の答え
- 支援者確保が難しくサービスが行き届かない課題を認識し、関係部局と連携して方策を検討する。
8. 孤独・孤立対策
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 独居だけでなく夫婦のみ世帯の孤立や男性介護者の孤立にも対応し、交流の場を全市で広げるべきではないか。
- 市の答え
- 男性が参加しやすい講座の好事例を全地域包括支援センターに共有し、新たな事業展開を支援する。
9. 個別避難計画の作成
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 対象者約500人のうちモデル地区分しか作成できていないが、令和7年度末までに間に合うのか。
- 市の答え
- モデル地区で基本手順を確立し、ノウハウを生かして令和7年度末を目途に順次作成していく。
10. 不登校児童生徒の健康診断
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 長期欠席者の7割が健康診断を受けておらず、外部医療機関での受診費用を助成すべきではないか。
- 市の答え
- 校内で受診しやすい体制を検討するとともに、医療機関受診については市医師会と意見交換していく。
11. 学びの多様化学校の設置
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 不登校生徒のため、他市のように分教室方式の学びの多様化学校を検討すべきではないか。
- 市の答え
- 校内登校支援教室の段階的拡充を目指し、学びの多様化学校は他自治体の先行事例を研究する。
12. こんにちは赤ちゃん事業の拡充
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 対象を生後4か月以降にも広げ訪問回数を増やし、児童虐待防止につなげられないか。
- 市の答え
- 国のこども未来戦略の動向を注視し、必要な検討を行うとした。
13. 外国籍児童生徒への日本語指導
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 他市のような集中的な日本語指導教室を設置すべきではないか。
- 市の答え
- 同級生との触れ合いを重視し、在籍校での個別指導計画による対応を継続する方針を示した。
質問の評価
3.8良い質問5点満点(5つの基準の平均)
吹田市・明石市・小山市など他都市の具体事例や虐待件数・申込倍率などの数字を多数示し根拠は豊富。代替案も具体的で建設的だが、こんにちは赤ちゃん事業の延長や医療機関受診助成など財源に触れない支出要望が多く、答弁も検討・研究止まりが中心だった。
良かった点
- 吹田市・明石市・小山市・横浜市など他都市の具体的な取組事例を多数引用し、根拠を示している
- 空調料金のスマホ決済、分教室方式、AI活用による維持管理など単なる要望でなく具体的な代替案を提示している
- 子育て・教育、防災、基地問題など市民生活に密接なテーマを幅広く取り上げている
改善できる点
- こんにちは赤ちゃん事業の対象延長・訪問回数増加や、不登校児童の医療機関受診費用助成など、支出を伴う要望について財源の確保策への言及がない
- 多くの項目で答弁が「検討・研究する」止まりで、具体的な実施時期や予算措置の約束を引き出せていない
- 具体性・根拠5.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた