一般質問2024年9月27日令和6年 9月定例会議
認知症対策・児童相談所・音楽フェス等を幅広く質問
森 繁之 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
医療・福祉子育て・教育文化・スポーツまちづくり・交通防災・安全
まとめ
森議員は、認知症早期発見の機器活用、児童相談所の体制強化、野外音楽フェスの運営や交通対策、リニア駅周辺のまちづくり、スポーツ施設や学校体育館の空調(都市ガスかLPガスか)など多くのテーマを質問。市は多くの項目で「検討・研究する」と答え、具体的な実行の約束は限定的だった。
質問と答え
1. 認知症スクリーニング機器の活用
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 各区や地域包括支援センターに配置した認知症早期発見の機器が、7年間で延べ2800人しか使われていない。十分活用できていないのではないか。
- 市の答え
- 機器の配置方法や説明不足など複数の課題があったと認めつつ、今後は活用方法を見直していくと答えた。
2. チームオレンジの登録促進
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 認知症の人を支え合う仕組み「チームオレンジ」の登録者が月50人程度と少なく、市職員の登録数も把握していないのはおかしいのではないか。
- 市の答え
- 市職員向けの講座を今後開催するなど登録を増やす取組を進めると答えた。
3. 児童相談所の体制・施設拡充
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 一時保護が必要な子どもが年563人おり、約半数は他施設に委託している。施設も手狭なため、新たな場所を含めた予算措置が必要ではないか。
- 市の答え
- 職員確保や執務環境の整備を進めており、今後も課題の整理に努めると答えた。
4. 野外音楽フェスの準備・交通対策
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 市内初の大型野外音楽フェスについて、トイレ・救護や交通渋滞対策、来場者の混乱防止をどう進めるか。
- 市の答え
- 競技場の一部開放や臨時駐車場、シャトルバスの運行など主催者と協力して対策を進めていると答えた。
5. 来年度開催地と補給廠交渉
文化・スポーツ否定的な答弁- 議員の質問
- 来年度以降もフェスを続けるべきであり、会場として相模総合補給廠の返還地を使えるよう交渉すべきではないか。
- 市の答え
- 主催者の意向を尊重し協力するとしつつ、補給廠返還地は営利目的のイベント利用が困難だと答えた。
6. リニア駅周辺の企業・観光誘致
まちづくり・交通検討・研究する- 議員の質問
- 橋本駅周辺を「降りたくなる駅」にするための具体策や、ホテル誘致・民間企業への積極的なセールスをすべきではないか。
- 市の答え
- 多様な都市機能の誘導や関係者と連携したセールスに積極的に取り組むと述べたが、具体策は示されなかった。
7. スケートボード場・アイススケート場・体育館整備
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 屋内スケートボード場とアイススケート場を一体的に整備できないか。また、廃止予定の市体育館の代替施設は利用率が高く、実際には代替になっていないのではないか。
- 市の答え
- 施設ごとに検討を進めるが一体化のメリットも研究するとし、体育館代替については混雑している実情を認めた。
8. 学校体育館の空調(都市ガスかLPガスか)
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 災害時の自立運転を理由にLPガスを選んだが、価格は都市ガスの1.8〜2倍かかる。安全性・経済性の両面から都市ガスを使うべきではないか。
- 市の答え
- 現時点はLPガスのメリットを重視したが、コストの課題も認め、今後設置する分は状況を踏まえて検討すると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
鳥取県の事例や一時保護児童数563人、体育館利用率87〜99%、ガス料金差など具体的数字を引き出し根拠として活用した点は評価できる。一方、児童相談所の新施設整備や体育館の高層階建て替えなど財源を示さない支出要求があり、答弁の多くも「検討・研究する」にとどまった。
良かった点
- 学校体育館の空調について都市ガスとLPガスのコスト差(1.8〜2倍)や他都市(横浜市)の事例を示して具体的に追及した
- 体育館の利用率データ(87〜99%)を引き出し、代替施設とする答弁の矛盾を明確に指摘した
- 鳥取県琴浦町の認知症予防事例(介護保険料削減額)など他自治体の具体的データを根拠に提案した
改善できる点
- 児童相談所の新施設整備や市体育館の高層階建て替えなど、財源を示さずに予算措置や施設整備を求めている項目がある
- 多くの項目で市側の答弁が「検討する」「研究する」にとどまり、具体的な前進の約束を十分に引き出せていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた