一般質問2024年9月26日令和6年 9月定例会議
DX・防災・介護など多岐にわたる一般質問
大沢 洋子 議員(立憲民主党)
行財政・市役所改革医療・福祉防災・安全文化・スポーツ
まとめ
大沢議員は、行政のデジタル化と高齢者のスマホ普及、子どもの見守り活動、テニスコート整備、増え続ける介護保険の費用、台風時の放送や避難所の課題について市の考えをたずねました。市は企業との連携や放送設備の更新には前向きでしたが、介護費用の削減目標づくりや体育館の冷房前倒しには慎重な姿勢を示しました。
質問と答え
1. DXと民間企業との連携
行財政・市役所改革前向きな答弁- 議員の質問
- NECや携帯電話会社との協定など、民間企業と連携したDXの取り組みをどう評価し、今後どう進めるかを問うた。
- 市の答え
- 企業との協働は市民サービス向上や業務効率化につながったとし、キャッシュレス窓口や電子申請拡充、生成AI活用などを進めると答えた。
2. 高齢者のスマホ普及対策
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 高齢者向けスマホ普及の実証実験の評価と本格実施の課題、他市のような導入補助策の検討を問うた。
- 市の答え
- 実証実験では好意的な声と不安の声があり、本格実施にはスマホを身近に感じる仕組みが必要と述べたが、補助制度には言及しなかった。
3. 児童の登下校見守り活動
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 「ながら見守り活動」の登録者数や増員策、コミュニティスクールでの担い手確保の協議を問うた。
- 市の答え
- 登録者は141人で、団体・企業登録やまちのコインの活用を検討し、コミュニティスクールでの協議も進めると答えた。
4. 横山公園テニスコートの整備
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- クレーコートの土の状態が悪いとの声を受け、整備頻度の増加や次期指定管理者公募時の協定内容変更を求めた。
- 市の答え
- 整備間隔は一般的な基準の3年で適切としつつ、日常の維持管理方法を指定管理者と協議していくと答えた。
5. 介護保険給付費の数値目標
医療・福祉否定的な答弁- 議員の質問
- 給付費が2年で50億円増える見込みの中、削減の数値目標を設定して介護予防に取り組むべきと求めた。
- 市の答え
- 介護予防は重要だが効果検証に課題があり、現時点で数値目標の設定は考えていないと答えた。
6. AIによるフレイル検知
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 介護認定を受けていない高齢者の早期発見のため、電力データなどを使うAIフレイル検知の導入を求めた。
- 市の答え
- 現在は通いの場でのチェックリストや戸別訪問で把握しており、AI活用は他市事例の情報収集と効果を注視するとした。
7. ひばり放送の改善
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 台風時にひばり放送が聞こえないとの声があり、地域による情報格差や今後の対策を問うた。
- 市の答え
- 設備は老朽化しており、来年度以降システム全体を更新し、聞こえにくい地域には高性能スピーカーに変更するなど改善するとした。
8. 避難所のトイレと生活環境
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 災害時のユニバーサルトイレを含むトイレの充足状況と、災害弱者が安心して避難できる生活環境の向上を問うた。
- 市の答え
- 仮設トイレ892基を備蓄し協定等で調達可能なため充足しているとし、室内用テントやエアベッドなど生活環境向上に取り組むとした。
9. 福祉避難所の広域連携
防災・安全現状の説明のみ- 議員の質問
- 福祉避難所が損壊した場合の広域連携や、職員参集が困難な場合の対応、民間のBCP策定状況を問うた。
- 市の答え
- 大都市間の相互応援協定で施設受け入れを要請できる仕組みがあり、参集した職員で開設準備を行い、施設のBCP策定状況も確認していくと答えた。
10. 避難所となる体育館の空調前倒し
防災・安全否定的な答弁- 議員の質問
- 猛暑を踏まえ、避難所にもなる小中学校体育館への空調整備を前倒しすべきと求めた。
- 市の答え
- 整備は重要だが現時点で前倒しの予定はなく、令和8年度以降の効果的な整備手法を検討しているとした。
質問の評価
3.6良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他市の具体的事例(甲州市の補助制度、豊田市のソーシャルインパクトボンド)を示し数字に基づく提案をしている点で具体性・提案力は高いが、スマホ補助や体育館空調前倒しなど支出を伴う要望の財源には触れておらず、費用対効果の検討はやや弱い。答弁は前向きなものと否定的なものが混在した。
良かった点
- 甲州市のスマホ補助制度や豊田市のソーシャルインパクトボンド型介護予防事業など、他都市の具体的な数字入り事例を挙げて提案している
- 介護保険給付費が2年で50億円増える見込みという数字を根拠に、数値目標設定の必要性を具体的に主張した
- DX・高齢者福祉・防災・教育・スポーツ施設など、市民生活に広く関わる多様なテーマを取り上げている
改善できる点
- 高齢者スマホ普及の補助制度や体育館空調の前倒し整備など、新たな支出を伴う要望をしているが、どの予算を見直して財源を確保するかには触れていない
- 介護保険給付費の数値目標設定を強く求めたが、目標達成のための具体的な財源配分や優先順位の案までは示していない
- テニスコートの整備頻度増加を求める際も、追加コストをどう吸収するかの視点が薄い
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
要約と評価は AI が会議録をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。評価のしかた