一般質問2024年9月25日令和6年 9月定例会議
橋本駅前の県負担や犬で移住促進など多岐質問
関根 雅吾郎 議員(民主みらい・無所属・地域政党さがみはら)
まちづくり・交通子育て・教育経済・産業行財政・市役所改革人権・市民活動
まとめ
議員は、県の土地なのに市が200億円以上負担する橋本駅前の区画整理事業の不公平さを指摘し、歳入確保を求めました。また、出前授業の改善、犬を飼う人の移住促進、役所の開庁時間、自治会へのふるさと納税、教室や会議室のCO2測定、地域のお祭り情報のホームページ掲載など、暮らしに関わる多くの提案をしました。市は多くを「検討する」「考えていない」と答え、祭りの掲載だけ前向きな回答でした。
質問と答え
1. 橋本駅前区画整理と県負担
まちづくり・交通否定的な答弁- 議員の質問
- 県の土地である橋本駅前を、市が200億円以上かけて区画整理する理由と、県にも費用を負担してもらえないか、将来の土地活用で市の収入を増やせないかを問いました。
- 市の答え
- 市は広域交流拠点づくりの中心事業として市が行うべきだとし、事業の中止や県への追加負担要求、歳入確保のための公共減歩拡大は考えていないと答えました。
2. 出前授業と退職教員活用
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 子供に人気の出前授業ができる退職教員を専門に雇えないか、どの先生の授業が面白かったか卒業生にアンケートして質を高められないかを問いました。
- 市の答え
- 退職教員のリスト登録は学校の意見を聞きながら検討する、卒業時アンケートは難しいが学校報告などで工夫すると答えました。
3. 犬を飼うなら相模原
経済・産業検討・研究する- 議員の質問
- 麻布大学の動物病院やドッグランをPRし、収入のある世代の移住を進めて税収を増やす施策や、跡地へのドッグラン新設、民間への補助金を提案しました。
- 市の答え
- 麻布大学との連携やドッグランの試行実施、PRの強化を進めるとしましたが、補助金創設や跡地への新設は明言せず、既存の国の制度を使ってほしいとしました。
4. 休日・夜間の窓口開庁
行財政・市役所改革現状の説明のみ- 議員の質問
- 平日昼間しか開いていない役所は会社員に不便だとして、市民の生活に合わせた開庁時間への見直しを求めました。
- 市の答え
- 市民ニーズを踏まえた検討が必要だとしつつ、電子申請の推進で利便性向上を図ると答え、開庁時間自体の変更には触れませんでした。
5. 自治会へのふるさと納税
人権・市民活動否定的な答弁- 議員の質問
- ふるさと納税の仕組みを使い、自分の住む単位自治会に直接寄附できるようにしてほしいと求めました。
- 市の答え
- 自治会活動が寄附の多寡で左右されるのは望ましくないとして、個別の自治会に配分する考えはないと答えました。
6. 教室・会議室のCO2測定
子育て・教育否定的な答弁- 議員の質問
- 換気不足で集中力が下がるのを防ぐため、全教室・会議室へのCO2測定器設置や、実際に濃度を測って検証することを求め、学校間の設置数の差も指摘しました。
- 市の答え
- 学校は各校の判断で機器を選んだと説明し、会議室は決まった時間で換気しているため濃度測定の検証は行わないと答えました。
7. 地域の祭り情報をHPに掲載
人権・市民活動前向きな答弁- 議員の質問
- 地域の祭りや盆踊りなどの情報が市のホームページに載っておらず探せないため、小さなイベントも掲載してほしいと求めました。
- 市の答え
- 地域の祭りは公益性が高く地域活性化に役立つとして、内容を精査し掲載に向けて検討を行うと答えました。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
区画整理費用(538億円など)や犬の飼育費、CO2基準値など具体的数字を多く用い、代替案も複数示した点は評価できる。一方、ドッグラン新設や退職教員雇用など支出を伴う提案に財源の具体策が乏しく、答弁も多くが検討・否定止まりで、前向きな成果は祭り掲載の1件にとどまった。
良かった点
- 橋本駅前の総事業費や市負担額(約330億円など)、犬の飼育費、CO2基準値など具体的な数字を根拠に質問を組み立てている
- CO2測定を2000円程度の機器で試すなど、低コストで実行可能な代替案を示している
- 地域の祭り情報掲載など、市民の暮らしや郷土愛に関わる身近なテーマを多く取り上げている
改善できる点
- ドッグラン新設や出前授業専門の退職教員雇用など支出を伴う提案で、具体的な財源や予算規模への言及がない
- 多くの項目が「検討する」「考えていない」という答弁に終わり、具体的な約束を引き出せた項目は少ない
- 犬を飼う世帯の移住で税収が増えるという見立てについて、他都市の事例や数値的な根拠が示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え3.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果2.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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