一般質問2024年9月25日令和6年 9月定例会議
住まい・私道・スケボー・救急・金融教育を問う
医療・福祉まちづくり・交通文化・スポーツ防災・安全子育て・教育
まとめ
折笠議員は、住まいに困っている人への支援、私道の管理基準、スケートボード選手の育成、救急隊を増やすための消防署建て替え、学校でのお金の教育について質問しました。市は、大家と入居者が安心できる仕組みづくりや、トップ選手を招くイベントの検討を約束し、消防署の建て替えは令和10年度完成を目指すと具体的に答えました。一方、私道の基準見直しや補修再開には前向きな答えはありませんでした。
質問と答え
1. 住宅確保要配慮者の住まい支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 高齢者や低所得者など住まいを借りにくい人が安心して住宅を確保できるよう、市の支援体制や相談窓口の充実、居住支援法人との連携を求めた。
- 市の答え
- 市長は大家と入居者双方が安心できる環境整備に取り組むとし、国の調査結果の活用や居住支援法人との連携、相談窓口のあり方を検討すると答えた。
2. 私道の寄附・管理基準
まちづくり・交通現状の説明のみ- 議員の質問
- 高齢化で管理が難しくなった私道について、市道として寄附を受け取る基準の緩和や、受け取れない私道の穴の補修を市が再開することを求めた。
- 市の答え
- 基準は実情に応じて見直しており昨年度も一部緩和した。補修は所有者が管理すべきとの考えから令和4年度に実施しない基準に見直したと説明した。
3. スケートボード競技の振興
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- パリ五輪で金メダルを獲得した吉沢選手に続く選手の育成や、麻溝公園スケートボード場の初心者向け取組の拡充、レベルの高い選手を招く大会開催を求めた。
- 市の答え
- 練習環境の充実や教室・大会開催で競技人口を増やすとし、本市ゆかりのトップ選手が参加するイベント開催を検討すると答えた。
4. 東林分署の再整備
防災・安全前向きな答弁- 議員の質問
- 救急出場件数が増え続ける東林地区に救急隊を配置するため、消防署の建て替えのスケジュールや整備内容、用地の使い方について質問した。
- 市の答え
- 現在の敷地内に建て替え、順調なら令和10年度完成予定と説明。救急隊配置に必要な設備や、敷地の一部を防災訓練スペースとして活用する方針も示した。
5. 学校での金融教育
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- キャッシュレス化が進む中、学校での金融教育の実施状況や金融機関との連携事例、教員の負担を増やさないためのサポート体制について質問した。
- 市の答え
- 社会科・家庭科等での学習内容を説明し、金融機関の出前授業や教員用ポータルサイトでの情報提供を進めると答えた。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
救急統計や金融教育の調査結果など具体的な数字を多く示した点は評価できるが、提案の多くは「検討してまいります」止まりで、費用対効果や財源への言及がほとんどない。消防署再整備では具体的な完成時期が示され、成果として評価できる。
良かった点
- 救急出場件数(令和5年2,508件、高齢者61%)や金融教育の調査結果(71.8%対7.9%)など、具体的な数字を根拠として質問を展開している
- 東林分署の再整備で、現地建て替え・仮設庁舎・令和10年度完成予定という具体的な事業計画を答弁として引き出した
- 住宅・私道・スポーツ・防災・教育という市民生活に密接な5分野を幅広く取り上げている
改善できる点
- 住宅確保要配慮者への支援拡充や金融教育の充実、スケートボードイベントの開催を求める一方で、財源や費用対効果についてほとんど触れていない
- 私道の補修再開や基準緩和を要望する場面で、職員負担の増加を認めつつも、具体的な代替財源や優先順位の考え方を示していない
- 多くの項目で「検討してまいります」という答弁に対し、さらに具体的な約束を引き出すための追及が少ない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
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