一般質問2024年12月18日令和6年 12月定例会議
片目失明者支援やプール・体育館空調など幅広く質問
加藤 明徳 議員(公明党相模原市議団)
医療・福祉子育て・教育文化・スポーツ防災・安全
まとめ
目の片方が見えない人への支援、老朽化した学校プールの今後、体育館のエアコン整備、活躍する選手を応援する制度について質問しました。市は、片目失明者の人数は把握しておらず義眼への独自支援は今後の研究課題とし、学校プールは小学校で外部施設への移行を進める方針を説明。体育館エアコンは前倒しで設置を進めるものの全校整備の計画はまだで、選手を応援する新制度も検討課題にとどまりました。
質問と答え
1. 片目失明者への支援
医療・福祉検討・研究する- 議員の質問
- 片目を失明しても残った目の視力が良いと障害者手帳がもらえず、義眼も保険適用外で高額になる人がいる。実態把握と市独自の支援策を求めた。
- 市の答え
- 片目失明者の人数や手帳取得状況は把握していない。現状、具体的な支援策はないが、国の調査研究の動向を注視し、必要な支援を研究する。
2. 学校プールの老朽化と水泳授業
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 老朽化した学校プールについて、小学校の学校外プールへの移行方針や中学校の方向性、部活動や移動時間への影響を質問した。
- 市の答え
- 小学校は基本的に学校外プールへ移行する。中学校は令和8年度までに方針を定める。水泳部は既になくなったが、大会出場機会は確保されている。
3. 総合水泳場の改修と駐車場制度
文化・スポーツ前向きな答弁- 議員の質問
- 総合水泳場の改修工事による利用者・大会への影響や、障害者用駐車スペースの適正利用(パーキング・パーミット制度)の状況を質問した。
- 市の答え
- プールの閉鎖期間が重ならないよう調整し影響を減らす。駐車場制度は周知を進め、劣化した路面も確認して適切に対応する。
4. 屋内運動場(体育館)の空調整備
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 体育館エアコンの整備状況や、残る学校への整備計画、国の新しい交付金を活用した早期100%設置を求めた。
- 市の答え
- 令和6年度に6校完了、令和7年度10校は設計中で前倒し発注を進める。令和8年度以降は事業者や他市へのヒアリングを踏まえ検討中。
5. アスリート認定・支援制度
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- パリ五輪選手の認定状況、世界を目指す選手を支援するトップアスリート制度、引退選手を顕彰するレジェンドアスリート制度の創設を求めた。
- 市の答え
- パリ五輪出場選手は認定調整中。新たなトップアスリート認定制度を設ける予定はないが遠征費助成は継続。レジェンド制度は必要性を含め検討する。
質問の評価
3.2良い質問5点満点(5つの基準の平均)
義眼費用や障害等級、駐車区画基準、部活動数、空調整備進捗など具体的数字を多く示し根拠は豊富。国の交付金制度の課題を具体的に指摘する建設的な提案もあった。一方、義眼支援や遠征費助成、レジェンドアスリート制度の創設など、財源に触れずに新たな支出を求める項目が複数あり、答弁も「研究する」止まりが多かった。
良かった点
- 義眼費用(約15万円)や障害等級、駐車区画基準(100台ごとに1台)など具体的な数字を多数示して質問している
- 国の臨時特例交付金やリース補助の創設、緊急防災・減災事業債の延長など、国への具体的な働きかけを提案している
- 駐車場の路面改修確認など、実際に前向きな答弁を引き出した項目がある
改善できる点
- 義眼への市独自支援策を求めているが、財源をどこから確保するかには触れていない
- トップアスリートへの遠征費助成やレジェンドアスリート制度の創設を求めているが、費用対効果や財源の検討は示されていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見3.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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