一般質問2024年12月18日令和6年 12月定例会議
魅力発信・自治会・子供の安全を問う質問
渡部 俊明 議員(自由民主党相模原市議団)
その他文化・スポーツ子育て・教育人権・市民活動防災・安全
まとめ
渡部議員は、市のSNSでの魅力発信や文化芸術活動への助成、成人式(はたちのつどい)での障害者への配慮、自治会の存続策、通学路の安全や外国につながる子供への支援などを幅広く質問した。市はSNSキャンペーンや防犯カメラ設置の検討など前向きな姿勢を示したが、多くは「検討する」段階にとどまり、具体的な予算や実施時期の約束は少なかった。
質問と答え
1. 市の魅力発信とSNS活用
その他検討・研究する- 議員の質問
- 市民がSNSなどで市の魅力を発信する取組を増やすため、発信者を表彰する仕組みなどを提案した。
- 市の答え
- SNS投稿者へのプレゼント企画やインフルエンサーとのコラボを実施しており、表彰など見える化の手法も今後検討する。
2. 文化芸術活動への助成拡充
文化・スポーツ検討・研究する- 議員の質問
- 文化芸術発表・交流活動支援事業の実績を確認し、映画・アニメ制作には現在の上限10万円の助成では不十分だとして増額を求めた。
- 市の答え
- 申請件数の一部は不採択になっており、活動内容に応じた助成の在り方を団体との対話を通じて検討していく。
3. 成人式と障害者への配慮
子育て・教育検討・研究する- 議員の質問
- 成人式(はたちのつどい)の参加率低下や、障害のある若者が安心して参加できる体制づくり、独自に開かれる祝う会への支援を求めた。
- 市の答え
- 手話通訳や車椅子席などの配慮を行っており、今後も当事者の意見を聞きながら参加しやすい式典を検討する。
4. 自治会の存続と行政の支援
人権・市民活動検討・研究する- 議員の質問
- 自治会加入率の低下や役員の担い手不足を受け、自治会がなくなった場合の影響の周知やデジタル活用支援、役員負担軽減策を求めた。
- 市の答え
- 未加入者への周知やLINE等デジタルツール活用の先進事例共有、配布物削減など負担軽減策を検討していく。
5. 通学路の安全と見守り体制
防災・安全検討・研究する- 議員の質問
- 通学時の事故状況、PTAの負担、中学校への防犯カメラ設置、学校主体の登校班編成、見守り隊への支援強化などを求めた。
- 市の答え
- 中学校への防犯カメラ設置は今後検討する、登校班編成はPTAと意見交換する、見守り活動の周知を強化していく。
6. 外国につながる子供への支援
子育て・教育現状の説明のみ- 議員の質問
- 外国につながりのある児童生徒への日本語指導の体制や、保護者への情報伝達方法について現状を尋ねた。
- 市の答え
- 日本語指導講師や母語協力者による支援を行い、保護者には翻訳機や通訳を使って面談するなど対応している。
質問の評価
3.4良い質問5点満点(5つの基準の平均)
他市事例や過去の自身の質問を根拠に複数の具体的提案を示した点は評価できるが、文化芸術助成や防犯カメラ設置で財源を示さず「予算確保」を求め、答弁も「検討する」段階が多く、成果としては限定的だった。
良かった点
- 他市事例や過去の自身の一般質問、文化庁・神奈川県の助成額など具体的な根拠を示している
- 表彰制度やインフルエンサー活用、学校主体の登校班編成など建設的で具体的な提案が多い
- 自治会支援や子供の安全確保など、市民の暮らしに密接に関わるテーマを幅広く取り上げている
改善できる点
- 文化芸術活動への『さらなる予算の確保をお願いしたい』との要望や、防犯カメラ設置の『予算の確保』要望において、財源をどこから生み出すかの考えが示されていない
- 多くの項目で市側の回答が『検討する』段階にとどまり、具体的な実施時期や予算規模などの成果に結びついていない
- 具体性・根拠4.0 / 5
数字や現場の声、他都市の事例など、根拠を示して質問しているか
- 建設的な意見4.0 / 5
批判や指摘だけで終わらず、代わりの案や次につながる具体的な提案を示しているか
- 費用対効果の考え2.0 / 5
費用や財源を考えているか。コストを抑えたサービス向上や税収を増やす方法を示していれば高く、財源を示さずに無償化や予算の増額だけを求める場合は低く評価します
- 成果3.0 / 5
「検討する」「実施する」など前向きな答弁や具体的な約束を引き出したか
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